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scotland tour 2012 (18)

グレンドロナックとは黒イチゴの谷という意味です。

ポットスティルを見た後は、ショップに戻ります。
隣がウェアハウスになっており、ガラス越しに
貯蔵中の樽が見ることができます。

ここは薄暗くて目を凝らさないと中が見えない。
カメラで撮ろうとしても真っ暗で写らない。。。

ここでツアーは終了で、試飲させてもらえます。
通常のツアーだと、12年のみなのですが
去年は追加で15年と18年を飲ませてもらいました。
今回はなんと・・・カスクストレングスを。
普通の人には呑ませないのよ~とカレンさんが
云ってました。

試飲させてもらえたのは1995の15年。
ペドロヒメネスシェリーのパンチョン樽熟成。
いい色しております。
しかも、この製品はUKマーケットのみの販売だそうで
もちろん日本には売ってないとのこと。
95蒸留ということは、フロアモルティング&石炭直火
を行っていた最後の年のモルトですね。

ペドロヒメネスのモルトは21年に使われていて
若干の酸味・苦味を感じられました。
あまり好みではなかったかな。
この15年はバランスよくシェリーの良い部分を
しっかり吸い取っています。

いろいろグッツとかも購入しカレンさんとお別れ。
お気に入りはロゴがプリントされているテーブルマット。
部屋に飾るにもいい感じです。

蒸留所の中には川が流れています。
コンデンサーなどに使用しているんですね。
ポットスティルに向かって一直線に流れていきます。

ウェアハウスの片隅に樽が置かれていました。
シェリー樽ゴロゴロ。
許されるなら樽の中の匂いかぎたいですね。

遠くから見ると谷間に蒸留所があることがわかります。
断面が長方形になるキルンも珍しいですね。
石炭直火であれば煙突からもっと煙がでていたことでしょう。

蒸留所の入り口の看板。
訪れる際は見過ごさぬようここを左折してください。

ドロナックにお別れを告げ、ハントリー市内に戻ります。

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