GLENDRONACH 蒸留所のツアー。
初めはかつてフロアモルティングをしていた時の
モルティングルームと、道具達。
確か96年までフロアモルティングしていたはず。
スコップのようなこちらは発芽したモルトを
ひっくり返すための道具。
とても重労働で、この作業を続ける職人は
「モンキーショルダー」=サルのような肩
になってしまうといいます。
サルのような肩・・・なで肩?
樽の上には靴が2つ。
一つは、モルトの上を歩いてもつぶれないように
ソール部分がわらじのようになっているもの。
もう一つは、ピーティングする職人が足を熱から
守るための「安全靴」のようなもの。
硬い革でできておりました。
モルトの量を測る「枡」のようなもの。
秤です。
農家から大麦を買うときに、一定量を枡で計り
その重さを秤にかけるわけですね。
良い大麦は中が詰まっているわけですから
同じ体積でも重い。逆に悪いモルトは軽いわけです。
モルトを運ぶための道具。名称不明。
半月型のゆりかごの両側に大きな車輪が
付いているような感じです。
こういった道具も昔は樽職人が造っていたようです。
巨大なふいごはピーティングするときに
かまどに風を送り込むためのもの。
キルンの下のかまどです。
石炭とピートを燃やします。
ドロナックでは非常にわずかのピート香をつけています。
ppm単位で説明してくれたのはドロナックだけですね。
ツアーはまだ続きます。