フェスの感想も5回目。次が最終回かな。
◆本坊酒造
今年蒸留を再開したマルスウィスキー
ご存知マルスウィスキー。
今年蒸留したばかりのニューポットを2種類。
ピート強めのものと、おとなし目のもの。
2月くらいに販売するようですよ。
決してウィスキーではなく、スピリットとしてですが。
他社のニューポットより甘く穏やかな感じがしました。
やはり焼酎も手がけている本坊酒造さんですから
ノウハウが活きているのかもしれませんね。
決してツンツンしすぎることはなく、水割りで呑めそう。。。
ピートの強弱ははっきり違いがわかります。
飲み慣れないニューポットですが、2つを一緒に
比較テイスティングすると差を明確に感じることができます。
3年後が楽しみですね。
◆ボリニジャパン
シグナトリーの商品を輸入しております。
エドラダワー。スコットランドで一番小さい蒸留所。
しかし、シグナトリー製品はすべてここでボトリング
されているという、シグナトリーのご本尊。
エドラダワーオフィシャルのバーガンディいただきました。
バーガンディ。ブルゴーニュと云ったほうがなじみ深いですよね。
というわけで、ブルゴーニュワインの空き樽に詰めて後熟させたもの。
色はきれいな赤味を帯びていて、香りはブドウ特有の
匂いが付いています。シェリーだと干しブドウのような
濃縮された感じをうけますが、ワインだとまだ若い
フレッシュなブドウの匂いですね。
シグナトリービンテージからはインペリアル25年
アンガスダンディーのピティヴァイク17年を試飲。
どちらもスペイサイドで、閉鎖された蒸留所。
まだ閉鎖されて10年経っていない蒸留所ですが
今後は飲むチャンス減ってくるのだろうと思うと
ちょっと感慨深げ。。。
インペリアルは25年という貯蔵期間にしては
まだ若さを感じる部分があるけれども
フィニッシュは柔らかく着地する感じです。
ピティヴァイクはちょっと期待はずれ。
◆明治屋
写真がブレブレですいません。
いつもお世話になっている明治屋さんです。
ダルモア、そしてダルモアをキーモルトとして
つくられているホワイト&マッカイの販売をされています。
ホワイト&マッカイはリチャード・パターソンさんが
ブレンディングしていました。
(というのを美味しんぼから知りました)
30年は自分も飲んだことありますが、口の中に
広がる芳香、とてもソフトな舌触り。
感動を覚えた記憶があります。
アイリッシュのカネマラも販売しております。
カネマラはクーリー蒸留所の製品です。
数年前のウィスキーマガジンライブの
記念ボトルにもなっていましたね。
カネマラシングルモルトいただきました。
ピーティーで甘さが広がります。
アイリッシュですけど、スコッチにかなり近い
キャラクター。スムーズで飲みやすい仕上がりです。