9/1(その2)
・飛行機搭乗
飛行機出発の30分前位になると搭乗アナウンスがあり、飛行機への搭乗が可能になる。搭乗ゲートでパスポートとチケットを見せて、機内へ搭乗する。
うちらが乗る飛行機は日本時間10:55成田発、現地時間14:45ヒースロー着で、機体はボーイング747系だった。機内の写真は取っていないのだが、席はかなり狭かった(当然エコノミークラスだ)。のぞみなどの新幹線よりも少し狭いくらい。こんな中で12時間も過ごすのかと思うとちょっと憂鬱になったが、降りた後の楽しい旅行を考えることで気を奮い立たせる。
・成田→ヒースローのフライト
飛行機のフライトには特に支障はなかった。
12時間の間やってたことは、
・機内食を食べながらウィスキーを飲む
・ゼノギアス
・音楽(東方と平沢)聴きながら寝る
の繰り返し。
ロシア上空で機外を撮影してみたが、雲が写っただけだった。
機内食は3回出てきた(昼食、おやつ、夕食)が、どれも美味しくなかった。昼食はライスの上にチキンの煮物が乗っかっているプレート。味はぼやけてるし、歯ごたえも悪いし、そもそも素材にかなり問題ある気がする。機内食ってどこもこんなものなのだろうか?それともBAの機内食がまずいのだろうか?それともそもそもイギリス料理だからまずいだけなのか、判断がつかないが…。美味しいと思えたのは、昼食についてきたアップルパイだけだった。
ちなみに僕は大の飛行機嫌いだったのだが、このフライトで少し慣れることができた。
離着陸時や飛行機が揺れた時は手が汗まみれになってたけど…。
・ヒースロー着 入国審査
12時間のフライトを終えヒースロー空港に到着すると、まずは入国審査が行われる。
こういう入国審査カードに情報を記載した上で、「UK Border」と書かれている場所で入国目的、滞在期間などについて検査官から質問を受けるのだ。
UK Borderに行くと、飛行機から降りた沢山の人が並んでいる。ヒースローの入国審査は非常に厳しいので有名なので心配していたが…確かにはまっている人は多かった。英語の喋れない日本人が何人かおり、通訳を介して渡航目的などを検査官に伝えていた。別室送りになっている人もいた。うちらは一応事前に質問を想定して準備してはいたものの、実際別室送りになってる人とかを見てしまうとやはり緊張する。
そして自分たちの番がやってきた。パスポートと入国審査カードを渡してチェックしてもらった後、検査官からの質問を受けるが…
検査官「ハロー。どこから来たの?」
ryutani「日本の成田です」
検査官「何しに来たの?」
ryutani「旅行です」
検査官「何日間いるの?」
ryutani「一週間です」
検査官「具体的に何をするの?」
ryutani「スコッチウィスキーツアーです」
検査官「日本の外に出るのは初めて?」
ryutani「そうです」
検査官「OKです。通ってください。」
…非常にあっさり通ってしまった。時間にして2分くらい。
他のものすごく時間かかってる人達と、どんな違いがあったのだろうか?不思議だ。
・ヒースローにてエジンバラ行き飛行機に乗り換え
無事入国審査を通ったので、エジンバラ空港行き飛行機に乗り換える。
ここでも同じくチェックインとセキュリティチェックが行われる(国内移動なので税関&出国審査は無し)。セキュリティチェックは一度通過しているので特に問題無かったが、やはりウィスキーセットのチェックには多少の時間がかかった。
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ちなみにチェックイン時に空港職員に聞いたところ、成田で預け入れた荷物は自動的に次の飛行機に搭載してもらえるそうだ。ただしそうじゃない場合もあるらしいので注意。
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ヒースローには5つのフライトターミナルがあり、ターミナル間は電車やバスで移動するのだが、なんと同一ターミナル内のゲート移動も地下鉄で移動する必要がある(歩くと15分くらいかかる)。これを知らないと、いざ搭乗という時にゲート移動に時間がかかって搭乗間に合わない、という事態が発生しかねないので注意する必要がある。
入国審査とチェックイン、セキュリティチェックと、なんだかんだで結構時間がかかった。慣れてない人は乗り換えに要する時間として2時間は確保しておいた方がいいと思われる。
・ヒースロー→エジンバラのフライト
17:25ヒースロー発、18:50ヒースロー着、今回は国内移動なので、機体は小さいタイプだった。多少揺れが激しかった気がするが、成田→ヒースローのフライトよりはリラックスできた。
特に問題無くフライト終了。
・エジンバラ空港着 荷物受取
なんとか無事エジンバラ空港に到着してほっとしたのだが、友人の二号曰く、
「荷物がちゃんと出てくるまで安心するな」
とのこと。そうか荷物LOSTの可能性があるのか。
エジンバラ空港についたらまずは「baggage reclaim」と書いてある場所に向かう。成田で預けた荷物はこんな感じのベルトコンベアに乗って出てくるのだ。無事荷物が出てくることを祈りながら待っていると…出てきた。二号の荷物も一緒だ。あーよかった。
・エジンバラ空港で一休み
無事スコットランドに到着して、荷物も受け取れたので一休みする。
とりあえずbaggage reclaimの正面に「COSTA」というスタバ的な店があったので入ってみた。
紅茶を注文したところ、なんと陶器のポットサービスで出てきた。
ティーバッグとはいえ、紅茶党の僕にとってはこれは非常にありがたい。値段も確か2ポンド程度だったはず。日本のショップも是非見習ってほしい。
・エジンバラ空港→エジンバラ中心部へ
エジンバラ空港で一休みした後、エジンバラ中心部へ向かう。エジンバラ空港はエジンバラ中心から離れた場所にあるので、移動には「AIRLINK」というバスを利用する。
http://www.flybybus.com/departures.html
このタイムテーブルを見てもらえば分かる通り、ほぼ一日中、10分間隔でウェーバリー駅(エジンバラ中心にある駅)行きのバスが出ている。値段は片道3.5ポンド。チケットは事前に購入もできるが、バスに乗る時に運転手にお金を払うのでもOK。
・エジンバラ中心部着 B&Bへ
バスでエジンバラ中心部へ到着。さっそく観光したいところだが、体が疲れきっているのと、もう20時なのとで、一度お互いの宿にチェックインすることにする。(二号と同じ宿は取れなかった)
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ちなみに9月頭のエジンバラは20時でも明るい。そもそも緯度が高いので日が落ちるのが遅い&サマータイム制のおかげ。
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僕が予約した宿は「addria house」というB&Bだ。B&BというのはBed and Breakfastの略で、朝食つきの民宿みたいなもの。イギリスにはあちらこちらにあり(都市部にも沢山ある)、ホテルより安く泊まれる。詳細はこちら。
↑は室内の写真。このB&Bはかなり当たりだったと思う。部屋は綺麗で、シャワールームとトイレもきちんと整備されている。スタッフは気さくで話しやすく、非常に分かりやすい英語で話してくれる。また文化の違いについて理解しているようで、エジンバラ観光やB&B利用で注意すべき点を教えてくれた。立地も良く、ウェーバリー駅も徒歩数分だ。
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ちなみに、イギリスの宿はどこも(ホテルだろうとB&Bだろうと)シャワールームとトイレは一緒になっています。またバスタブは普通設置されていません。あくまでシャワールームです。
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部屋で荷解きをしたあと、二号と合流し夜の街へ出発。
とりあえずパブ行って軽く食事&飲みだ。
次回は9/1夜~9/2夜くらいまで。
#スコットランド旅行記