コニャニャチハ〜・・・見送った猫マスターですう~ん・・・愛車
という事で昨日とうとう長年連れ添った相棒とお別れしました
さてそんな訳で昨日、20年近く僕の足となってくれた相棒の国産ハーレーがドナドナされていきました
快晴の下、ローダウンカスタムした綺麗なフォルムを久々に眺めていました
しばらく相手にしてやらなかったからか機嫌を損ねてセルを回してもなかなかエンジンが掛かってくれませんでしたが、太陽の光を浴び機嫌が良くなり、魅力的な重低音のV2サウンドが響き渡りました
バイク王の方と待ち合わせ、査定が始まると、いきなり雲行きが怪しくなってきました
査定開始
バイク王:このバイクは何年式ですか?
猫マスター:96年式です
バイク王:その時、僕はまだ幼稚園児でした
猫マスター:そ・そうなんですか・・・・
バイク王:7万キロ走ったバイクを査定するの始めてですわ大体普通1、2万キロ乗ったら買い替えはりますもんねこんだけ長く大事に乗ってくれはったら、このバイクも本望でしょう
猫マスター:おおきに
バイクはただの鉄の塊ではなく、感情を持った生き物のような乗りものなのです
査定が進むにつれて、雨足は強まり、まるで愛車が別れを惜しんで泣いているかのようでした
査定が終わり、トラックに積み込もうとしたら、売られていくのが嫌だったのか、エンジンを掛けようとしたらライトは点いているもののセルが回らなくなりエンジンが掛からなかったのでバイク王のお兄さんが走ってトラックに積み込みましたが、悲しくて号泣したのでしょう、この時に一番激しい雨が降っていました
トラックに積み込まれいよいよお別れの時がやって来ました
別れを惜しんでいる僕にバイク王のお兄さんは最後に”ピーッ”とクラクションを鳴らしました
心の中で僕は「出棺かよ」と突っ込んでいました
ブロロロ~ッ・・・
s
ドナドナドナドナ・・・
ドナドナドナドナ・・・
ドナドナドナドナ・・・
ドナドナドナドナ・・・
最後まで・・・姿が見えなくなるまで見送っていました
本当に不思議と見送った後にまた晴れ間が出てきて雨は止みました
長年の相棒は国内だと解体されて部品取り車になるかも知れないけど、復活して東南アジアあたりを走ってもらいたいものです
これでまた僕の青春の1ページが一つ幕を閉じました
さらば青春
これからは新しい相棒と一緒に中年ライフを満喫したいと思います
以上、慣らし運転を終えるのに3年くらいかかりそうなサンデーライダーの猫マスターでした
#日々の出来事