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無頼派

コニャニャチハ〜・・・徒党は組まない猫マスターですう~ん・・・一匹猫

という事でどの組織にもどの派閥にも属さず誰にも頼らずやっていくんだ!と言いながらスコ文研とNBAに籍を置いている矛盾が隠せない猫マスターです

さてこの混沌として矛盾に満ちた世の中、当たり前のように言ってる事とやってる事が違う人間だらけ・・・

「私が当選したら市民の為に頑張ります!」と平身低頭だった政治家が当選したら「ワシは先生や!」とふんぞり返り私腹を肥やす事だけを考えていたり・・・

昨日、上司が指示した通り仕事をしたら間違っていたのでもう一度聞いてみると昨日と今日とで言ってる事が全然違っていたり・・・※恨み節的経験則

求人広告で見た給与や勤務時間の待遇が実際働いてみたら全然違っていたり・・・※よくある話

自らの矛盾を周りの人から指摘されて「あぁ俺言うてる事とやってる事が全然ちゃうわ・・・」と自分自身を省みたり・・・

で?友達いないわ彼女はいないわだった猫マスターの20代は暗かった・・・

一日中クタクタになるまでこき使われて同僚が鬱病になるようなブラック企業に勤めながらたまの休みは寝倒すか、一人バイクで山か海かの静かな場所に行き一日中本を読みふけってたんだ・・・

そんなある日上司につじつまの合わない事で怒られ同僚にも冷たい目で見られて、とてもやり切れない思いで家路を辿り「この会社辞めてあのオッサンらいてこましたろか!」とハラワタが煮えくり返りながらも男一人猫一匹の狭い部屋で酒をあおり年甲斐もなく尾崎豊を聴きながら自分をなぐさめるようにこう歌っていたんだ・・・

「自分の存在が何なのかさえわからず震えている15の夜~!」※当時26歳

感受性豊かやなぁー俺

ちゃうちゃう・・・

あかんわこんなんやったらメンタリティーが高校生のままや・・・

そんな搾取されるかのような辛い日々が続いたある日の午後九時。ルート営業中真っ暗な中、羽曳野の田んぼの真ん中で一人、自動販売機に缶ジュースを補充しその音が静かな闇夜に響き、その音を聞いていると不意に肩の力が抜けてとても虚しくなり俺は急に自分の人生について考え始めたんだ・・・

「薄給でこき使われてもう俺無理っす・・・。」

「人生って一体なんだろう・・・。」

「誰にも頼らず生きて行こう・・・。」※困ると実家のお母ちゃんに頼る疑惑有

「一人で生きていく為には一体どうしたらいいんだ・・・。」

ワンパクでもいい逞しく育っ・・・ちゃうちゃう・・・

「儲からなくてもいい。好きな事を仕事にしよう。」

「そうだ!好きなウイスキーを仕事にしよう!」

思い立ったが吉日で翌日退職届を出しその後の20代はお酒の勉強と開業資金を貯める為のアルバイトに精を出して約3年後に猫バーを始め今に至る。

そんな暗黒の20代によく飲んでいたウイスキー無頼派

今はもう見かけなくなったけどこの当時はこの無頼派と言うネーミングが気に入って味もコスパもとても良かったので気に入って飲んでいました

お客様に頂いたこの無頼派はその当時を懐かしく振り返りながら晩酌で美味しく頂きました

以上、猫マスターの暗黒の20代物語付きでお送りした懐かしのウイスキーのコーナーでした

 

#日々の出来事

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