今日はサクッとコンバンハ・・・腰痛が痛い猫バーの店主参段です。う~ん・・・防水を防ぐ
と言う事で?今日はスコッチ文化研究所大阪南支部会員である事を遺憾なく発揮する為にグレーン試飲会に行って参りました。
試飲会に出ていたグレーンウイスキーは以下の通りです。
※写真左から
1.カレドニアン40年1965ザ・クランデニー47.4%
2.キャメロンブリッジ29年1979フロム・ハントリー・トゥ・トーキョー50.7%
3.SMWS G4.1(キャメロンブリッジ)29年1979 53.0%
4.ストラスクライド27年1980ダンカン&テイラー58.2%
5.ガーヴァン18年1989ブラックアダー・ロウカスク56.7%
6.キャンバス9年1991土屋守コレクション65.3%
7.シャノン8年1991−1999アデルフィ65.5%
8.ニッカ・カフェグレーン・ウィスキー12年(1990?)ライト&ソフト57%
9.サントリー知多43%
10.キリン富士御殿場シングルグレーン15年43%
某氏曰くこれは”試飲会”では無く”死飲会”と言う事です?
猫バーテンダー的に良かったのは印象に残った順に・・・①のカレドニアン、⑩の富士御殿場、②のキャメロンブリッジ、③のSMWSのキャメロンブリッジな感じでした。
逆にワースト的には⑤のガーヴァンは樽の影響か?マッチ、硫黄等のネガティブ成分が検出されました(猫センサー)、また若いグレーンは鼻を刺す強烈なアルコール感が全面に出ていて味わいが単調かつ平板な印象がありました(酔った猫の主観)。
長期熟成のグレーンは独特の味わいがあり、フルーツ感のあるものや、アジアンなスパイス(チャイ的?)なもの、香木的なもの、ガムのような人工的な甘味を感じるものなどとても興味深い飲み比べでした。
シングルグレーンウイスキーもこれだけ一気に飲み比べたらかなり味わいが違うという事を改めて認識しました。
ブレンデッドウイスキーを味噌汁に例えるならと言う比喩でよく言われる事・・・モルトが味噌ならグレーンは出汁。
出汁を昆布で取ったか、煮干で取ったか、はたまた鰹節で取ったか・・・それによって味わいに与える影響は少なくない。
グレーンウイスキーの大切さを改めて学んだ”死飲会”の報告で、たまにはきちっと真面目にウイスキーの話をしてみた猫店主でした。チャンチャン♪
#日々の出来事