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猫バー初?

コニャニャチハ~・・・最近、ちょこっと登場回数が多い猫バー専属バイヤー参段ちゃんですcat。う~ん・・・お盆商戦

お盆休みも半ばを過ぎ、そろそろ終盤に差し掛かってきましたね~・・・皆様、お墓参りは行かれましたか?・・・ご旅行に行かれてリフレッシュされてきましたか?・・・バーで美味しいお酒は嗜みましたかcat

そんなこんなでお盆期間中もただあちぃ~face09とつぶやいているだけで通常営業をこなしている猫バーですが・・・猫バーは大阪の下町昭和町に位置するシングルモルトがちょっと多めのモルト入門店ですicon25

モルトビギナー対応型、大阪にもっとモルトファンを増やしてモルト需要を上げてモルト界を活性化させようと思って極微力ながらも日々精進しております・・・ニーズを分析するとスタンダードモルトの需要は多いです・・・猫バーではかなりのシェアを確保させて頂いております・・・マニアック系モルトの需要も多いです・・・これも猫バーの片軸となっております・・・カクテルの需要はそれなりに推移しておりますcat

で?・・・話が横道に逸れて長くなりそうな予感がしたのでここでサクッと本題に・・・昨日、予告させて頂いた猫バーのNEWリリースモルトですが、それはぶっちゃけなくてもSMWS(wakabaザ・スコッチモルト・ウイスキー・ソサエティ)の104・9<グレンクレイグ33年>(2000円)ですbottleicon12

104番と言えばグレンクレイグ・・・グレンクレイグと言えばグレンバーギ蒸留所に1958年に2基導入された※ローモンドスチルで造られていたモルトウイスキーの事・・・オフィシャルボトルとして販売された事は無いらしく、ボトラーズのものしかないとの事・・・しかも1981年にローモンドスチルを取り外してしまった為、今はストックのみであり、入手が困難なお酒であるとの事face06

そんなこんなでモルトバーと謳ってみてはいたものの・・・猫バーでローモンドスチルで造られたモルトのお取り扱いはよく考えると?初となるという事です・・・すいません・・・モストウィーはありませんですcaticon10

で今回猫バー新リリースのグレンクレイグは1974年6月蒸留の原酒をリフィルバレルにて熟成して2008年3月に瓶詰した33年物・・・アルコールは50・5%アウトターンは204本ですbottle

試飲をせずにサクッと購入した訳のパネラーコメントは・・・

この蒸留所はフォレスとAlvesの間にあり、1960年代、1970年代にはローモンドスティルでスピリッツを生産していたが、残っているカスクは数少ない。香は強いフルーツ香、熟したカンタロープメロン、コーラキューブ、秋の果樹園の収穫前の林檎など。時折古い川や爪磨きが現れる。パネルの一人は「汚い地下牢」と言った。(誰もそれ以上聞かなかったが)カスクしない場合の味は林檎、メロン、他のエキゾチックなフルーツ、ニワトコの花、スモークとスパイスもやや感じられる。加水するとこれは素晴らしい芳香を放ち、マカデミアナッツ、教会の香がする。味は赤い甘草に変わる。素晴らしい違い。

とエジンバラ本部のパネラーコメントはいつもながら少し?わかり辛い所や微妙な表現があったりしますが、いい所だけに触手が動きましたcaticon23

ちなみに日本支部の一言は・・・

南国系のバナナやパイン、ブラウンシュガーが香る。ホットケーキの上でとろけるバター。ゆったりと上質なひとときface05

これを読んでこれを信じて南国系が好きな参段ちゃんはボタンをポチッとしましたcatgood

勿論、飲んでみなくてはわかりませんでしたが、リフィルバレルで33年・・・アルコール度数は50・5%・・・バランタインの七柱の一つのグレンバーギ蒸留所で造られていたローモンドスチルのモルト・・・参段ちゃんの出来る限りの経験を用いて勘と度胸で仕入れてみましたcaticon23

そんでもって昨日、早速抜栓と相成りまして参段ちゃんもご相伴に預かりましたが・・・参段ちゃんの勘は当たりましたcaticon12♪・・・リフィルバレルが正解か?・・・抜栓直後でもアロマのアルコール感は度数程強く感じる事なく芳醇なフルーツ香・・・アタックはドライでエステリー・・・爽やかな南国系フルーツフレーバーでミディアムボディ・・・フィニッシュに樽由来のタンニン?渋さが残りドライな切れ上がり・・・良質の樽を感じます・・・バレルの長熟ロングモーンのようです・・・それに引けを取らない美味しさです・・・2英世でもコストパフォーマンスはいいんですface05・・・これは今後の変化もずっと楽しめそうだmaltcaticon12

そんなこんなで今はもうどこもやってない?ローモンドスチルの醍醐味を貴方へcaticon23

       ローモンドスチルのモルトで感動を!

wakaba
※ローモンドスチル・・・ハイラム・ウォーカー社が1950年代に開発した特殊なスチルで、ネックの部分が円筒形をしていて、その中に3段の仕切り板があり、それぞれの仕切り板には無数の穴が開けられている。これは連続式蒸留器と似た仕組みで、さらに仕切り板そのものが回転してアルコール蒸気の流れをコントロールできたという。インヴァリーブン、グレンバーギ、ミルトンダフなどに導入されたが、現在は使用されていない。また現在あるスキャパ、ロッホローモンドのローモンド型スチルは形だけであり、本来のローモンドスチルでは無いとの事。

ローモンドスチルが撤廃された理由としては精留板に残留物が残ってしまう事が多く不評だったとの説があるらしい。(猫バー技術研究部調べcat

#新入荷ボトル

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