今日は急いでコンバンハ・・・前半は開店休業していた猫バーの専属バイヤー参段ちゃんです。う~ん・・・後半はボチボチ。
書きたい事は色々~・・・でもここで急いで?いきなり新入荷ボトルのご紹介を・・・今年もモルトを色々と仕入れてきて”人類の遺産と言われるロングモーン1966”を無事仕入れる事が出来て今年の仕事は終わった・・・とホッと一息ついて安堵していた訳ですが・・・またまたCEOに呼び出しを受けました。
”ガチャ”・・・失礼致します・・・「バイヤー参段君今年も色々と仕入れお疲れ様。」・・・ちょっとまだ早い気もしますが本年は何とか契約を満了する事が出来て私も安堵しております・・・「契約を更新するかはまだ決めていないぞ。」え?まじっすか?まだ仕事があるんすか?
「今は円高になっているのは君も知っているよな。」一応新聞には目を通しているので知ってはいますが・・・それが何か?「円高という事は海外に輸出する事において収益を得る企業等にとってはとても不利な事になるんだ。」へぇ~だから・・・「某大手自動車メーカーは円高による為替差損は1円あたり400億円にも及ぶという事なんだ。」へぇ~・・・その損失を埋めようとしても零細弱小猫バーがこの先中国3000年の歴史を刻む事ができたとしても追いつきませんねぇ。う~ん・・・1円を笑うな?「意味が違うっ!」
「しかしだ!」・・・かかしだ?・・・「しかしだっ!」・・・・・・「円高という事は輸入する事においてはメリットになるという事はわかるな。」そりゃあ反対の事ですから小学生でもわかりますが・・・「ならば話が早い・・・君は今年一番の本命と噂されるあのモルトの情報はリサーチしていたかね?」何の事やら・・・「ウイスキーワールドVOL・18でテイスターが89点、91点という高得点をつけたあの激ウマのモルトの事だ!」はいはいあれねぇ・・・あれは高いから猫バーには買えませんよ・・・もし買うとしたらCEOのオンボロハーレーもどきを売って下さいね・・・二束三文にしかならないと思いますが・・・「何っ?君の家の物全て質屋に入れてでも仕入れて来いっ!」は・はいっ!どちらも二束三文ですが。
はて何を売ろうか・・・ユ〇クロの中古服は・・・家のパソコンはつぶれそうで最近開いていないしなぁ・・・トボトボ・・・
酒屋さんにお電話・・・もしもし猫バイヤー参段ですが、あのモルト欲しいんですけど・・・まだ残っていたりします?・・・「はいありますよ・・・送っときます」
はぁ~・・・無理しちゃったよ・・・これで来年の餅は食えねぇなぁ・・・という事で猫バーに入荷したボトルは・・・
スコッチシングルモルトサークルのトマーチン1976・31年(2000円)です。
あれ?メチャクチャ安くないですか?伝票チェック・・・ガサゴソ・・・ガサゴソ・・・おぉ~日本再入荷した今回は為替のレートでメチャクチャ安くなってるぅ~・・・だからCEOは無理をしてでも仕入れろと言ったのかぁ。
しかもこのトマーチンは僕と同じ生まれ年だ・・・1976年11月22日の蒸留で瓶詰めが2008年1月28日の31年熟成でアルコール度数は49・6%、樽番号は19085のシングルカスクでアウトターンは336本、噂によると良質のロングモーンのような激ウマの一本!しかも為替のレートで今回は恐ろしい程のコストパフォーマンスになっているぅ~!僕が言うと信憑性がないかも知れませんがぁ~・・・このボトルの美味しさを知るにはぁ~美味いものは美味い!不味いものは不味い!ときっちり辛口コメントをしきちんとデータ化して詳細を残しているモルトテイスティングの達人にメモを取るのも邪魔くさいとまで言わしめたこの記事を読めばわかる~必ずわかります!貴方は飲めずに死ねるか!? コメント,どうでもいい・・・美味さの中に私を置いてくれ~~~(+o+)(すいませんコピペしました)
これは・・・今回ばかりはまじでヤバイですよ。これは必ずや売り切れになるでしょう・・・売り切れなければ僕バイヤー辞めます!
大きな声で言うと長蛇の列が出来そうなので?小さな声でしか言えません?が・・・この記事を見た方は急いでぇ~・・・最寄の駅まで急いでぇ~・・・運動靴を履いてダッシュしてぇ~・・・中略・・・売り切れる前に猫バーの扉の前で呼吸を整えてから、バイヤー参段がバイヤー生命を掛けて仕入れたこの今年一番の本命と噂されるトマーチン1976を思う存分に堪能して下さい。
そしてこのトマーチンを飲んだら忘れずにウスケバ杯第2回モルト・ウィスキー・オブ・ジ・イヤー2008!へ熟慮して投票をしましょう♪
僕もこれを飲んでから考えて投票したいと思います。
#新入荷ボトル