コニャニャチハ!地下鉄の階段を登っただけで動悸、息切れ、めまいがする、おっさん走りでスーパー運動不足のこれでも10年前はボクシングをやっていた猫バーの店主参段ちゃんです。この前久しぶりに腕立て伏せを10回やっただけで次の日は筋肉痛になりました。
辰吉丈一郎に憧れて「俺も世界チャンピオンになる!」とボクシングを始めたものの・・・とても厳しい世界でした。日本拳法をやっていたのでかなり自信があったつもりではいたんですが・・・現実はかなぁ~り・・・とてつもなく厳しかったです。アバラをいかれました・・・鼻の骨もいかれました・・・目も悪くなりました・・・パンチで目尻を切られました・・・頭の中身は大丈夫?です。
ボクシングを始める前は10戦10勝10KOで世界チャンピオンになる予定でしたが、その構想はいともたやすく崩れ去りました・・・日本チャンピオンや世界ランキングの選手とスパーをやって現実の厳しさを知りました。ある程度までは渡り合えるのですが、世界クラスの選手となるとスパーをやったら世界はとても遠く感じました。パンチが見えない・・・パンチが当たらない・・・その人も2度世界タイトルに挑んでタイトル奪取とはなりませんでした。上にはヘナロ・エルナンデス・・・その上にはオスカー・デラホーヤ・・・う~ん・・・上には遥か上がいる。ちなみに辰吉はプロデビュー前に2階級上の日本チャンピオンをボコボコにしていました。う~ん・・・世界チャンピオンになる人はやっぱり何かが違う。
僕は根性無しだからすぐにケツを割ってしまったのですが、僕の夢を粉々に打ち砕いた選手の中でも10年程現役を続けて世界タイトルに届いた選手はいません。
僕は最近、格闘技はおろかテレビをほとんど見ないのでボクシング事情には疎くなっているのですが、この前新聞を見ていてライト級で世界タイトルを取った選手がいる事を知りました。う~ん日本人でライト級の世界チャンピオンになるのはすごいよなぁ。その選手は僕の夢を粉々に打ち砕いた選手をTKOで敗っていました。僕がその選手とやった時はすってんころりんと倒されてしまってこりゃあ勝てへんわ・・・となって現実の厳しさを知りました・・・う~ん・・・あの選手にTKOで勝ったのか。
その繋がりで読んでいると・・・僕がデビュー戦の相手を務めた神戸の選手もタイトル奪取とはなりませんでしたが、昨年の夏にフェザー級で世界に挑んでいたのを最近知りました。対戦前はアマチュアのエリート?インターハイのチャンピオン?そんなの関係ねぇー!プロの洗礼を受けさせてやる!と意気込んでいたのですが・・・ものの見事返り討ちにあって逆に洗礼を受けてしまいました。その試合は判定までいったのですが・・・パンチが早くてコンビネーションパンチが読めませんでした・・・。
上には遥か上がいる事を改めて痛感した出来事でした。
#日々の出来事