全蒸留所制覇に向けて邁進している参段です。
でも今回はちょっとだけ遠回りをしてみようと思います。
世界で一番売れているシングルモルトと言えばグレンフィディックですね。
当店もグレンフィディックは12年と15年ソレラリザーブがあります。
僕はグレンフィディックと言えばフローラルな感じの飲み易いモルトをイメージします。確かに誰にでも受け入れられ易い軽い飲み口のモルトビギナーの方にもお勧めし易い入門者向きなモルトと思います。
でもそれだけでは無いグレンフィディックもお試し頂きたいと思って今回は比較的濃厚なグレンフィディックを2本ご用意致しました。

まずはグレンフィディック12年クーラン・リザーブ(900円)です。
グレンフィディッククーランリザーブとは・・・第二次世界大戦当時石炭不足の代用としてピートが使われていた為、1930年代と1940年代までに蒸留されたグレンフィディックはスモーキーさを持っていたそうです。
クーラン・リザーブはその当時の風味を再現しようとして造られたモルトでアイラモルト熟成の樽にて数ヶ月間、仕上熟成を行ったアイラカスクフィニッシュです。
バルヴィニーにもアイラカスクがありましたねぇ。漫画レモンハートで読んだ事があります。
ちなみに“クーラン”とはゲール語でピートの残り火という意味であるそうです。
もう1本はグレンフィディック18年エンシェント・リザーブ(900円)です。グレンディック18年エンシェント・リザーブとは・・・ファーストフィルのオロロソシェリー樽とオーク樽で熟成させた原酒をヴァッティングしたものです。
熟成はグレンフィディックの伝統的な熟成庫で樽熟成されているそうです。
芳醇な甘さが溶け込んだ一味違ったグレンフィディックです。
グレンフィディックも熟成年数やコンセプトが違えば味わいが全然変わってきますねぇ。う~んやっぱりモルトは面白いですねぇ。興味津々ですねぇ。なにより美味しいですねぇ。
#新入荷ボトル
