出勤前に”ちちんぷいぷい”を見ていてマクドナルドの特集がやっていた為、久しぶりにマクドナルドが食べたくなって”てりやきメガマックセット”を食べてかなぁ~り気持ちが悪くなってしまった参段です・・・。
最近、コツコツとオフィシャルボトルを買っていますが、「何故今までこれがなかったの?」と反省しきりなので要所、要所を押さえながら店にない蒸留所を増やしていきたいと思っています。今回仕入れたのはスコットランド本土の最北端に位置するプルトニー蒸留所のオールドプルトニー12年(800円)です。
プルトニーとは・・・プルトニーは大ブリテン島の北端ウィックの町にあり、スコットランド本土では最北に位置する蒸留所です。北海に面したウィックはかつてニシン漁で栄えた港町だったそうです。今でも北部スコットランドの玄関口として重要な役割を担っています。町の名前はヴァイキングの言葉でヴィク(vik)、すなわち入り江や湾の事だそうです。ヴァイキング時代から海の要衝でありました。 蒸留所は湾を見下ろすプルトニータウンの高台にあります。
プルトニータウンは19世紀初頭に計画的につくられた「フィッシング・ヴィレッジ」で、プランづくりはスコットランド出身の著名な技師トーマス・テルフォードが手がけています。プルトニーというのはそのプランを推し進めた国会議員サー・ウィリアム・プルトニーの名前であり、彼は当時イギリスの漁業委員会の委員長を務めていました。町はその後、これも有名な技師であったトーマス・スチーブンソンによって改良が加えられました。彼の名前を知らなくとも息子のロバート・ルイス・スチーブンソンの名前は有名で、『宝島』や『ジキル博士とハイド氏』を書いたあのスチーブンソンであり、彼は執筆に疲れると、父の住むこのウィックの町にやってきては、よく休暇を愉しんでいたそうです。う~んスコットランドの蒸留所は歴史的な著名人がよく携わっているなぁ。
プルトニー蒸留所ができたのは1826年でスキャパやバルブレア、アードベッグと同様、かつてはバランタイン・シリーズの主要モルトだったそうです。
仕込水はウィックの南部にあるヤーロー湖の水を引いています。プルトニーは独特の潮の香り、オイリーさがあり、味も複雑でヘビーで「北の強者」という形容されています。潮の香り、草、野の花、オイリー、ナッツ、スイート、スパイシー・・・etcと色々香り、味と形容される、複雑なハーモニーを体験してみて下さい。
#新入荷ボトル