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ジョニ黒の思い出


←写真は限定生産エビス超長期熟成

南アフリカ沖南緯55°から60°付近でマグロを漁っていた時に飲んだのがジョニ黒。

ケープタウンの港を出て3日か4日は船酔い、揺れに慣れた頃からはウィスキーで酔っていたので魚を採る時間以外はずっと酔っていたことになる。

南極の氷でウィスキーのロックを飲んだのもこの時だ。パチパチと弾けながら溶けていく氷で飲むジョニ黒は美味かった。

ウィスキーの味に開眼した最初の記憶は南大西洋上だったのだ。

もうすぐサッカーが始まる。

今は12時間くらい?で行けるそうだが当時はヨハネスブルグまでトランジット含めて24時間以上かかった。

治安を心配する声もあるが20年前はケープタウンやポートエリザベスでもホノルルや東京のように夜遅くまで町を一人で歩いた。
ポートエリザベスではレストランで食事してホテルまでの帰り、おばあちゃんと孫娘?の2人連れとすれ違い挨拶した。

夜の10時頃だったはず。

今はジョニ黒のハイボールにタリスカーを垂らして時々楽しんでいる。
他にもいろいろ試してきたけど自分にはこれが一番合うようだ。
飽きないで飲み続けられる。

ジョニ黒は闘う男が飲む酒だ。

あの時も寒さや雹や波や200kg超えのミナミマグロと闘った。

闘っていない時に飲んでも美味くない。

今朝もジョニ黒のハイボールが美味い。

#アーカイヴ

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