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ニッカファン マイウィスキー塾2008-④

   

マッシュタンより発酵槽へ
ステンレス・スティールの発酵槽face02
発酵の最終段階では、バクテリア(主に乳酸菌)の活動があります。
「スコットランドでは、木の発酵槽もありますが、
木の中の乳酸菌等綺麗に掃除できる限りません。」
との説明に、サントリーの白州は木桶仕込み、
乳酸菌利用という質問がありました
(オラではにゃい)face03
いろいろな酵母の利用を制御することで、乳酸菌の利用もきっちりできますとの話でした。

さて、ポットスティルheart02
バルジ型、上向きスワンネック
首の話は昨年記事を参照icon09
今回、見てほしいのは、各釜に「御幣」が貼ってあります
(拡大して見てください)。
昨年の記事の余市の釜にもみられます。

サントリーの釜にはありません。
ちなみに、猫バーツァーでの山崎のポットスティルです。
「御幣」は、どこにもありません。
創業者、鳥井信治郎氏は(神さん、仏さんはなんでも)
大変信心深かったと、「美酒一代」にありますが、
ポットスティルの御幣を指摘したのは鬼嫁総統閣下でした。

ちなみに、仙台の蒸溜釜は、手前から、初溜、初溜、再溜、再溜。
また、初溜、初溜、再溜、再溜と並んでいます。
全て、バルジ型(二段腹)、上向きネックの、蒸気蒸留であります。

#宮城峡蒸溜所

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