9月17日、BURNSで開催されたブラインドテイスティング大会に参加してきました。
大会といっても、特に商品があるわけでもなく、ただ参加者がボトルを持ち寄って、
それぞれブラインドテイスティングで銘柄を当てあい、ボトルの印象を話し合うというイベントで、
ラベル酔いの無い、純粋に中身の評価を共有できるため、毎回とても楽しませてもらっています。
今回も素敵な会を開催していただき、そして個人的な事情にも考慮していただき、BURNSの皆様、本当にありがとうございました。
また、参加された皆様、下記にも記載する私の致命的ミスと、その他振る舞いの数々を笑って済ませていただき、感謝の極みです。
さて、毎回黒いだなんだとネタになるBURNSのブラインドテイスティング大会ですが、以外にも今回のボトルチョイスは非常に素直というか、クリーン。
くりりんは上の画像のボトル
・GM コニッサーズチョイス ダルユーイン 1971-19??
・余市10年 オールドボトル(1990's)
を持ち込み、後はその場の流れでどちらかを出題しようと考えていました。
ところが出題順がトップバッターでしたので、銘柄的にもメジャーな余市10年をチョイスしたのですが・・・
事前の注意事項として、今回は”スコッチシングルモルトに限る”という連絡があったことをすっかり忘れていて、もっとも腹黒い結果になってしまいました。
おとなしくダルユーイン1971にしておけばよかったです・・・。
BURNSブラインドテイスティング大会@9月17日
ボトルラインナップ(以下、出題順)
・余市10年 オールドボトル(1990's)
・アデルフィー バンフ 34年
・ダンカンテイラー カリラ 1981 29年
・GM オールドプルトニー 1989
・アイラハウス ボウモア 1996 13年
・ウィスキーエクスチェンジ ローズバンク 1991 19年
・?? ボウモア 1998 12年
・エクスクルーシヴカスク タムデュー 1980 29年
・エクスクルーシヴカスク ハイランドパーク 1994 16年
今回は、ボトルの価格的にも特に気張ったものは無く、さらにワインカスク等の変化球や、この銘柄にしてこの味はありえない、
絶対に連想できないフレーバーになっているボトルも無く、一見すると非常にバランスの良いラインナップとなりました。
しかし、難易度としては一癖も二癖もあるもの。
たとえばDTのカリラは、従来のカリラにあるフルーティーさやピート感ではない味わいで、
アードベックやラフロイグと答える方が続出。言われてみれば・・・という感じで、樽の使い方が非常に面白いボトルでした。
また、アイラハウスのボウモアは、参加者全員が飲んだことのあるボトル、しかし正解者は0。
実はその場で口開けされたボトルだったため、いつも飲んでいるボウモアのバーボンカスクの味わいとはまったく異なるフレーバーとなっており、
フレーバーの”開き”について良い教材になるボトルでした。
ローズバンク1991はゼニスのバンクにも共通するような嫌味の無いフルーツ感と後半のキレがあり、これが三回蒸留の良さか!?と思わせてくれるボトル、
しかし味的にその嫌味のなさと、大体のボトルに共通するようなフルーツ感が、逆に無個性でもあり、ブラインドでの絞り込みは非常に難しいボトルでした。
ん~やはりモルトは深い!!
ちなみに、ブラインドの成績はというと、どこぞのボトリングかわからないボウモア1998 12年まで全員が正解0!
このボウモアで私と、常連のIさん、Hさんが正解し、最高成績は1問という結果でした。
20時にスタートした会は24時過ぎで終了、今回も堪能させてもらいました!!
皆様、ありがとうございました!
で、くりりんは今回翌日にもイベント(87Malt Night)があるため、一旦横浜の自宅に帰る必要があるも、
終電は23時なので、イベント終了まで滞在すると始発まで帰ることができない・・・
ので、先日購入した自転車(GIANT ESCAPE R3)で、横浜(鎌倉・大船方面)-三鷹を往復し、今回のイベントに参加しました!!
行きは川崎から多摩川を遡上するようなルートで、
帰りは環状8号から武蔵小杉を経由するルートで
往復の走行距離約130kmで、自宅まで戻ってきました。
(GIANT ESCAPE R3 2012モデル)
(朝の新丸子橋)
良い運動になってアルコールもしっかり抜けました、今夜もバッチリ楽しめそうです。
それでは!!
#BURNS #イベント関連