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OBベンリアック1977-2008(31年)MOSCATEL

 

BENRIACH 1977
MOSCATEL FINISH
(ベンリアック1977 モスカテル)

Aged 31 Years
700ml 54.9%
Distilled:1977
Bottled:2008/07

Cask No:1029
Cask type:
1st European oak sherry hhd 30years 2month
2nd Moscatel wine barrel 10month

価格:20000円~
オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆

香り:少し青さのあるフルーツ感、キウイ、熟したバナナ、皮付き葡萄、
奥から時間と共にランシオのような上品なフレーバー、また少し発酵したようなニュアンスも感じられる。上品にまとまっている。

味:しっかりと甘い口当り、序盤はシェリーの影響が強くプルーンや葡萄、ダークチェリーのシロップ漬け、
中間までは軽やかであとからビターなウッディーさ、タンニンが追いかけてくる。アルコール感は度数ほど感じない。
余韻はレーズン、シェリー、カカオチョコレート。香りほど複雑さが感じられないが、芯のある舌にしっかりと残る味わい。
モスカテルっぽさは・・・どこだろうか、シェリーにしては中間がややおとなしい印象なので、このあたりに作用しているのかもしれない。

コメント:先月、アイラバーで開催されたベンリアック&グレンドロナックの勉強会での1杯。
1杯といいつつ、終了後にグラスに注がれた余りがあってので、お替りしてしまったベンリアックです。
モスカテルというと甘口デザートワイン、私は最初シェリーのほうのモスカテルを連想していましたが、今更ですが、フィニッシュに使われたのはモスカテルの白ワイン樽のようですね。

シェリー好きな私としては、なんでそんなことしたんだw 江頭並みにモノ申したくなるフィニッシュですが、
スパニッシュオークのホグスヘッドに30年ですので、木の成分(例えばタンニン系)が出すぎてしまったのかもしれません。
その中和を図るために甘口ワインの払い出し樽に詰めなおして調整した・・・のかな、という感じ。
その結果なのか、中間がツブれているような印象を受けましたが、これはこれでアリでしょう。

この会での評価も、同じく試飲アイテムとして出ていたグレンドロナック・グランデュワーと双璧で、高かったですね。

~~イベントについて~~

昨日、考えなしにイベントやろうかな、なんて書きましたが、
いつも良くしていただいている皆様から賛同のお声をいただきましたので、早急にイベント案を考えました。

出来たら良いな(高難易度
・2010年リリースモルトを総括する
・1993ボウモアを総括する

現実的
・持ち込み式オフ会
・2010年ウスケバ関東忘年会
・G&C Distilled 1984(仮)

ぱっと思いついたのは上記5イベント。
まず“出来たら良いな(高難易度)”は、ボトルの入手等の難易度が高いため、妄想の域です。

2010年年末にやるわけですから、2010年に引っ掛けたイベントが望ましいと思われるワケで、そうするとまず思いついたのが上記2つでした。
2010年リリースモルトは、ようするに今年リリースされたボトルの中から、何種類かをあらかじめチョイスして、飲みながら語り合いましょうというモノです。
また、2010年リリースに関連しますが、今年国内に流通した93ボウモアは6種類でしょうか、これらを一度に垂直飲みするというモノ。
いずれにせよ、私の手元にボトルが無いのでキビシーですね。

続いて現実的エリアです。
持ち込み式・・・はいわずと知れた、関東オフ会スタイルです。まぁ全品ブラインドで飲んでもらうとか、そういう工夫があると面白いかなとも思います。
忘年会は、もうその名のとおり忘年会です、おそらくは持ち込み式になるのだと思いますがw 時期も時期ですから忘年会ははずせない。

そしてG&C Distilled 1984(仮)は、某所にて、コレクションしてるわけじゃないのにボトルが増えてきたね、共同でイベントでも開こうか。
なんて話を雑談レベルでしておりまして、まぁ相手(G)はゴブリンさんなんですが、実現レベルはまだ現実的なので、こちらに書かせてもらいました。

会場のハナシとかもあるんで、けっこー時間が少なめですが、こんな感じで何らかの集まりをやれたらいいですね。
あと、やるとなったら日程は12月18日、19日が有力かな・・・

#ベンリアック

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