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グレンギリー12年 ニューリリース

グレンギリー12年
(2010年パッケージチェンジ)
48度 700ml

価格:2800円前後
オススメ度(4)
☆☆☆☆

香り:トップノートはややムッとする香り、花に鼻を近づけてにおいを嗅いだときのよう。
梅干、蜂蜜、揚げ物用油、バター、ニボシ、クリーミーで奥にピートも若干感じる。

味:クリーミーでモルティ、やや酸味のある麦感が広がる。
オレンジやオーク、口奥にアーモンド&フィッシュを食べたときのような、小魚の苦味とナッティさを伴い、
余韻にかけて焦げ感のあるピート薫香が蓄積する。鼻抜けはアルコール系でスッとする。
少量の加水で香り、味、共にバランスが良くなるが、独特な香りゆえ、好みが分かれるところかもしれない。
しかしこれだけ味の傾向を変えてくるとは、Sトリーさんも思い切ってきたなという印象だ。

コメント:2010年にニューリリースされたグレンギリー12年の新ボトル。
モノはバーボンカスクとシェリーカスクのヴァッティング。
10年、15年は現状のまま販売されるようだが、
12年は今までの面影すらないダンピーボトル、さらにはノンチルフィルター仕様で新発売されている。

新ボトルになっての大きなポイントは、脱パフュームであること。加えてフレーバーも個性的なモノが戻ってきており、
例えば後半にかけて現れるピート感は、前の12年では感じることが難しかったように思うフレーバーのひとつだ。

脱パフュームとピート感、個人的にはこの2点を評価したい。

しかしグレンギリーとはいえ、この仕様で2800円ってのは。。。安いねぇ!

#グレンギリー

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