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グレンゴイン1970-1996 (26年)

グレンゴイン 26年
1970-1996
700ml 48.5度

オススメ度(6)
☆☆☆☆☆☆

香り:麦芽系、ひっそりとしている。奥から若干の香水感、微量のヒネ、
クッキーや樽香、時間と共に皮付きの白色系フルーツが前に出てくる。
イメージで一番近いのは白桃、徐々にリンゴのようでもある。
大人しく上品でスムーズ、シルキー。時折り深いところに現れるアルコールが手ごわい。
注ぎたては本当の姿ではない。飲み進めてグラスにウィスキーがなじんだころに本当の力を発揮する。
ビスケット、栗、バニラ、フルーツ、ナッツ、古酒のようなしっとり感・・・広がる上品なフレーバー、
1年1分をかけて2010年まで40分、ゆっくりと変化を楽しみながら飲みたい。

味:滑らかな口当り、麦系、クリーミー、奥にフルーツ感もあるが麦感が強く、
中間からビターでそのまま余韻へ、鼻抜け、戻りともにしっかり。ジンジャー系のスパイス、口奥に麦や木の心地よい苦味が長く残る。

加水:香りにシリアルと青リンゴ感、レモンっぽさも出てくる。リフィルシェリーの樽が使われているのだろうか、それに近いものを感じる。
味は麦のほかにレモンクリームやフルーツ感、中間のビターさはおさえられ、全体的にさらにスムーズになるが、余韻のビター感は長く残り、ややドライな締め。
加水はウィスキー2:水1程度、もしくはそれ以内でとどめたほうが良い。

コメント:ゴブリンさんからシェアしていただいたグレンゴイン。香りが素晴らしいですね。
最初はちょっと水っぽいというか、ひっそりしすぎかなと思いましたが、人見知りする子だったようです。時間と共に良くなってきました。
ワンショット(というかそれ以上)じっくり時間をかけて飲めてよかった・・・。

ウスケバ関東オフで飲んだボトルにコメントを書いていた際、このグレンゴインについて「ワンショットじっくり分析してみたいボトル」と書いたところ、
持ち主のゴブリンさんから「もしよければお送りしましょうか?」と大変ありがたいお申し出が!
そこで、お互いの手持ちのボトルをシェアしましょうということになり、私が送る前にゴブリンさんからこのゴインが届いたので、がっつり飲ませていただきました。

ゴブリンさん、ありがとうございます!


(手前の小瓶2つで送っていただきました!)

ウスケバ関東オフのテイスティングコメントはこちら

ウィスキー好きの繋がりが、こうしてオフ会の場を終えてからも続く。大変素晴らしいことで、すごく感慨深いです。
共感と共有、ブログはじめてよかったなと、しみじみ感じています。

そういった意味で、これは私にとっての一期一会、一期一酒です。

#グレンゴイン

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