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HBボウモア1957-1988@ウスケバオフ

HART BROTHERS
BOEMORE 31年
1957-1988
40度 700ml

【テイスティングコメント】
香りはシロップ漬けの黄桃、マンゴー、ドライプルーン、ふくよかなシェリー感。シェリーと南国感が共存!
ややオイリーな口当り、シェリー感が非常に心地よい。ここでもマンゴー感、砂糖で煮たイチゴ、レーズン、僅かな渋み。
そのまま余韻に向けて黄桃やマンゴーの甘さ、じんわりと染み込んでいく。

40度とは思えないフレーバーの芯の強さ、そしてボウモアが持つ南国感とシェリーとのバランスが特に素晴らしい。
しっかりシェリー感の出ている長期熟成のシェリー系でこれほどとは・・・
恐るべしは50年代ボウモアの素の原酒が持つフレーバーの厚みということか。
中間からのパンチという意味では少々欠けるかもしれないが、このボトルにそんなものを求めてはいけない。

ウスケバ関東オフ、タケモトさんお持込みのボトル。
大変貴重な50年代のボウモア。しかも流通時期は特級時代。
60年代のボウモアを飲んだことはそれなりにありますが、50年代のモノは生まれて始めて。

このオフだけで2種類(グラントとボウモア)の50年代を飲ませてもらいましたが、どちらもシェリー感がしっかりあるんですが、
なんというか、シェリーにつぶされていない、その原酒らしさがあるような気がします。特にボウモアはよりはっきりですね。
いやぁ・・・いい勉強になりました。

さて、ここまでつれつれと書かせたいただいた、ウスケバオフで飲んできたシリーズ。これで、紹介できるだけの情報が残っているボトルはあと5本となりました。
(でもそれ以上に飲んでるんですよね・・・グラス2刀流で、グラス拭きまで腰からぶら下げてw)

ごらんになっていただいている皆様、最後までお付き合いいただければ幸いです。

#ボウモア

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