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スプリングバンク レッドファウンダーズ@ウスケバオフ

スプリングバンク
ファウンダーズリザーブ レッド
46度 700ml

価格:6000円前後(当時)
オススメ度(5)
☆☆☆☆☆

香り:透明なイメージ。潮、やや硫黄感のあるスモーク。炒りたてのシリアル、
奥にはホワイトチョコレートやバニラが甘さとして顔を出す。微量の絵の具、シトラスや香水も。
初めは硫黄系が前面にあるが、時間と共に他のフレーバーとのバランスがとれ、70年代モルトにあるような麦芽系の上品な香りに。(加水でもさらに際立つ)

味:甘しょっぱい口当り。少し水っぽいか。やや鉄分、パンやクラッカー、
じわじわと塩が口の中を侵食していく。麦芽由来の甘さ、スパイシーでまったりとした長い余韻。
加水で塩分がさらに増す、その奥には意外と多数のフレーバーがあり面白い。

コメント:ウスケバオフ持参ボトル@くりりん。甘さと塩味が主体のバンク、
硫黄質をプラスとするかは好みしだい。コレをカツオのタタキと合わせるとなかなかイケル!

スプリングバンクの創業者の子孫に当たる、ゴードン・ライト氏がロッホデール社からリリースしたボトル。
そのコンセプトは、「1960年代のスプリングバンクを忠実に再現!」という強烈なモノで、
今までにレッド、ブルー、ブラック、ゴールドの4種類がリリースされた。
ボトルとしてはレモン・ハートにも掲載されているので、ご存知の方も多いのではないだろうか。

さて、このレッドファウンダーズについては、60年代は流石に・・・ただ共通するニュアンスが無いわけではない。
どちらかというと70年代後期から80年代にかけてのスプリングバンク。
またブラック、特にゴールドについては、華やかだがドライで味の傾向が違うボトルが作られている印象。
これがダメかというと、まったくそういうことではなく、あとは飲み手の好み次第。

当時の流通価格6000円台で入手できれば、コストパフォーマンスの高いボトルだ。

PS:5月17日最後の更新分、オフ関係のボトルで、たまには評価付きのボトルを・・・ZZZ

#スプリングバンク

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