3日連続の雨模様。無常にも花びらは散っていきます。一発屋で消えていった芸人のように、儚く、切ないです。。。
左側の木は、まだ開花していない蕾がたくさんある一方で、一部分が葉桜と化してしまっています。気候のせいなのか、はたまた、この木の特質なのか。
一方、出遅れていた桜たちも、この風雨の寒さの中で、少しずつ蕾が膨らみ、花も咲かせ始めています。
花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり
もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし
ひさかたの 光りのどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ
#さくら便り