『神話論理』と向き合う気力がなく、『新版 百人一首』で1日を過ごしました。
面白いですよ。
句だけで面白さが解るほどの教養は無いから、鑑賞に頼ります。
三十一文字に込められた思いの絵解きは、さながら『一分間ミステリー』です。
しかし、私は『三分間ミステリー』シリーズの方が好きです。
『一分間ミステリー』はちょっと無理矢理なネタが多いかな。
その流れでアシモフの『ユニオン・クラブ奇談』も好き。短い謎々ミステリー。
同じアシモフの『黒後家蜘蛛の会』も好きだけど、あの長さならクラークの『白鹿亭奇譚』がいい。
英国のパブで、常連の一人が披露するホラ話。しかし、本当にホラなのか?そこが肝。
アシモフはNYが舞台。クラークは英国…ロンドンか?
店の外の空気も作品の風味の違いを産み出しています。
あ〜。ウィスキーの話、書いてないなあ〜。
…。存在意義は考えないでおこう。
何の?
ん?
『ユニオン・クラブ奇談』の“ご老体”は常にハイボールを飲んでいたような。
やっとウィスキーに辿りついたので、今日はこれでお仕舞い。
#本の話