■国立国際美術館「30年分のコレクション」
2007年12月18日(火) – 2008年2月11日(月・祝)
“国立国際美術館は、1970年に大阪で開かれた日本万国博覧会における万国博美術館の建物を譲り受け、現代美術を扱う国立美術館として、1977年に開館しました。その後、27年を経て、建物が老朽化したこともあり、さらに美術鑑賞により適した立地条件を求めて、2004年11月に大阪の都心・中之島に新築、移転しました。”
(国立国際美術館公式webサイトより引用 http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html)
海外の20世紀美術から、日本の現代芸術までのコレクションです。
注目すべきは、まず、この館が関西にあること。国立施設は関東にあることが多い中、貴重な存在です。そして、日本人(海外からいらした職員の方もいらっしゃると思いますが)が30年かかって集めた名品。それらは日本人はこの30年のなかで何に価値を見出してきたのかを語ってくれるはずです。
みんぱく30年は結局見逃したので、これは必ず行きたいです。
(みんぱく、こと国立民俗学博物館も、日本万国博覧会のために建設した建物を使用して設立された博物館です。みんぱくは、今でも万博の跡地「万博公園」にあります。)
■京都府京都文化博物館「川端康成と東山魁夷 響きあう美の世界」
平成20年1月16日(水曜日)~ 2月24日(日曜日)
単に川端康成と東山魁夷が好きだから、というのもありますが、この展覧会に注目した理由は他にあります。以前に鑑賞した「日本近代画家の絶筆展」で、川端康成と東山魁夷の交流を知り、その後、二人の交流について少し調べ更に興味を持つようになりました。
川端康成が求めた美とは?東山魁夷が現した美とは?
二人にとって美とは?
文学と絵画によって美を追求した二人が何を求めていたのか、しっかり観てきます。
ところでさ。
川端康成を高校や中学で教えるのって、どうなのかなぁ。
エロいやん?
教えることを否定するのではありません。ぜひ教えておいてほしい。
そして、大人になったときに、再度読み返してほしい。
最近、川端康成をきっかけに強くそう思い、有名な文学作品を読み返しているところです。
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みんぱく30年記念展覧会を見逃してやっぱりショックな今日この頃です。
まぁ、しかし、みんぱくの図録は書籍としてすばらしいものが多いので、図録に期待します。
もしかしたら図録でなく、書籍で出してくるかもしれないし。楽しみ楽しみ。
では、こんなところで。
#文化芸術方面