旅日記はいきなり飛行機を降りた所から始まる・・・
2009年9月19日(土)
日本から10時余り 何度もの食事とビール やっと地上の空気が吸えると思うとホッとする
ここはオランダからヨーロッパへの玄関口 スキポール空港
さすがに広い まず目的地のゴッホ美術館へ急ごう 閉館が5時 入館が4時なのでゆっくりはできない・・・ 空港前からタクシーに乗る タクシーと言ってもメルセデスだ 快適に市内へ滑り込むと余裕を持ってゴッホ美術館前に到着した 予定より1時間も早く目的地についたので 先に美術館前にちょうどある「HOUSE OF BOLS」へ行こう
ここオランダで発祥した「GIN」そのオランダにある世界最古の蒸溜所がここボルス社である
有名なジュネバジンを頂こう 歴史をうまく展示してあるゲストハウス そして入場料(€11.50)
に含まれているのは地下にあるミラー・バーでの1杯のカクテル券だ カクテルの他 ジュネバのテイスティングは無料(4種類頂いた)
まぁバーテンダーのつくる大した事無いカクテルより 私はこのジュネバジンを飲めて幸せな気分に浸れたのだ・・・彼の地で彼の酒を飲む これにまさる贅沢は無い
ボルスで早速のお土産を購入したが さすがにユーロ通貨の用意をしてこなかったのはドジった
まぁクレジットも使えるからいいのだけど 小銭は必要だった・・・
さて お次は向かいにあるゴッホミュージアムへ行こう
いやぁ 素晴らしいロケーションだね〜 入ったエントランスは広々として世界中からのゲストを受けれるような体制が見て取れた ただ働いている連中は結構ええかげん 仕事中の私語は多いし 警備だけが一生懸命働いていたかな でお待ちかねのゴッホ! 何年か前に大阪にゴッホが来た時も見に行った すげえ人で絵の前に立つまでが苦行だったけど さすがにここでは がら空きでゆっくりとゴッホの若い時から熟年期にかけての作品を楽しむ事ができた
ゆったりとしすぎて 閉館時間間際 1階にあるショップに行こうとしたらすでに閉まっていたのには驚いた やる気なしかい! というか日本人が働きすぎ?
さてトランジットチェックインの時間までまだたっぷりとあるので しばらくはオランダの瀟酒でかわいい街並を散策した 街を走るトリムという日本の路面電車もデザインが素敵だ オランダと言えばハイネケンもしくはグロールッシュだが 散々飛行機内でハイネケンを飲んだので違うものを捜してイングランドパブに入った やはりすべてイングランドスタイルでエールビールとチキンを食べた 久しぶりのパブミールは懐かしかったよ
帰りはタクシーではなくトリムに乗る事にした 最寄りの路面駅からトリムをゲット 運賃は同行のS氏に立て替えしてもらったが 何せ細かいカーブを結構な速度で走るもんだから しっかりと手すりを持たないと転びそうだ お年寄りはどうしてるんだろう? しかし街中の風景は運河が見えたり古い街並の美しい風景に見とれてしまう
やがてセントラルステーションに到着した 結構疲れるよ 座れば良かったんだけどつい風景が見たくて立ちっぱなしだったからね・・・
セントラルステーションは運河の傍にあった 人曰く治安が悪いらしい そういえばあちこちにマクドのゴミが散乱したりしてるのは 日本と同じだな
チケットを買うのだけれど 要領が分からない チケット販売機も日本のように区画にあるんではなくあちらこちらに点在している また購入するのに現金が使えなかったりしてますます悩む
ようやく見つけたインフォメーションに聞いて チケット販売するコーナーにたどり着いたよ
難なくチケットを購入し いざスキポール空港行きの列車に乗り込んだ時はホッとしたね
空港までの間 運河にかかる跳ね橋を見たりして オランダの美しい風景を楽しんだ
やがてスキポール空港に着き 出国審査を受け いざエジンバラ行きのチェックインゲートへ
チェックインゲートはこれまた空港の端だった しかしどうしてオランダの空港でオランダ航空会社なのにこの冷遇といったら・・・ 帰国してから聞いたら一旦倒産してどうしようもない財政状況だからだそうだ・・・ 私が持っているKLMのイメージは間違っていたのだ・・・
小さなチェックインゲートにたくさんの人があふれる ゲートインの際の手荷物検査もさらに渋滞を生み出す チェックイン時間は守られない もうすでに1時間以上も立ちっぱなし! 疲れたぞ
ここでまず第1回目のKLM二度と乗らないモードに・・・
やっとのことで機内に入ると テイクオフしてビールを飲んだら気を失うように寝てしまった(そりゃ時差的に日本のもう深夜だからなぁ)
タッチダウンも気がつかず 無事1時間半のフライトでエジンバラ空港に到着したのだった・・・
その後 第2回目のKLM嫌だ事件が待ち構えていようとは その時には気づくはずもなかった 笑