本日は名物?のトマトカレーを仕込む為に早めに出勤しました。
寝不足のせいかなかなかエンジンが掛からず、最初の作業である鶏肉をさばく段階でいきなり指の皮を切って出血。。。それでようやく目が覚めました。
作る度に思いつきで調味料や香辛料を追加してしまい、毎回微妙に味が変わるトマトカレーなのですが… これでは“名物”ならぬ“迷物”ですね。。
それでも作り慣れて来たせいか、手前味噌ながら段々と旨味が増し、今回が今までのベストであると思われます。
今回のポイントはハチミツの分量!
バランスの良い絶妙の味になったと自画自賛し、まかないで食べ過ぎてしまいました。。メタボが。。
次回は全く同じものを作ろうと心に決めましたが、いつまた魔が差すやら。。
トマトカレーを食べながら、ふとこれに合うモルトは何かな?と考えました。
『ピトロッホリーの会』を開催するようになって以来、食事の度にその時食べている食材とモルトの相性を気にするようになってしまいました。
そこで今回ひらめいたのは『グレンリベット フレンチオーク・リザーブ 15年』。
先日開封され、テイスティングしたばかりでした。
グラスに鼻を近付けると、ミルキーさを伴う金柑の皮の様な柑橘系の香り。スパイシーで微かに八角? ソルビトールの様な涼やかさを感じます。
口に含みと意外にドライ。舌の上に冷んやりとした干菓子の様な甘味を漂わせつつ、後味は次第にスパイシーに変わって行きます。
12年のフレンオーク・フィニッシュに比べると香りが穏やかで甘味も少なく、やや大人しい印象を受けますが、喉越しが良く上品な余韻を残すスムーズな佳酒には違いありません。
トマトカレーの酸味と喧嘩しない爽やかで穏やかな甘味と、口に残った脂分をさらっと洗い流してくれそうな柔らかでドライな後口。。
残念ながら仕事前にアルコールを摂取する訳には行かないので未確認ですが、機会が有れば是非『グレンリベット・ウォーター』の水割で相性を試してみようと思います。
THE GLENLIVET FRENCH OAK RESERVE 15年 40% 1100円/30ml
【今週のトライアル・セット】
アードベッグ 10年 46%
アードベッグ ブラスダ 40%
アードベッグ ウーガダール 54.2% 2000円/各20ml