時間に追われるようにクライヌリッシュ蒸留所を後にした私たち二人ですが、建物を出た途端雪混じりの雨にビックリ! そういえば気温も随分と下がっているようです。 プルトニー蒸留所のあるウィックの町まで約75キロメートルも北上しなければなりません。「とりあえず行けるところまで行こう!」と話し合い出発したのでした。勿論、無理はしません。 安全が第一優先順位です。
しかしです。ヘルムズデールを過ぎたあたりから道路にまで雪が積もっている状況になりました。 う~ん、この先まだ40㎞もある! プルトニー蒸留所を見て帰る時間を考えると滑り止めのチェーンも持たず、スノータイヤでもスタッドレスタイヤでもない私たちの車にはどう考えても、この先を進むのは無謀な状況でした。
ここまで来たのに一番行きたかったプルトニー蒸留所に行けないなんて・・・
後ろ髪を強烈に引かれつつ引き返すこととしました。 きっと、神様が「もう一度出直してこい!」と試練を与えてくれたのでしょう!?・・・と信じ、何年後になるか分からない再来を誓ったのでした。
ということで、プルトニー蒸留所を泣く泣く諦め、グレンモーレンジ蒸留所へと南下することとなりましたが、北上途中にあったダン・ロビン城に立ち寄りました。
13世紀から改築、増築を繰り返して現在の姿となっていますが、本当に凄いのは城の海側にある庭園です。 ですが・・・シーズンオフで入れません。
弱り目に祟り目です。 でもめげずに楽しみます。
近づくと結構な迫力があります。
城壁には大砲も残されています。
庭園に花が咲き乱れる季節にもう一度訪れたいものです。
さぁ、気を取り直してグレンモーレンジ蒸留所へ!
#旅