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マクファイルズ・コレクション “グレングラッサ”

実家の近くにある祖母山が中腹くらいまで雪で真っ白でした。 11月の半ばでの白い祖母山を見たことがありません。
久住山は全然降っていないのに・・・・珍しい光景です。

珍しいついでにシングルモルトもチョット?珍しいボトルを紹介です。
2008年に操業が再開されたとはいえ、まだまだ閉鎖蒸留所の印象が強いグレングラッサです。ちょっとリーズナブルなG&M社(ボトラーズ)のマクファイルズ・シリーズに飛びついてしまいました。

グレングラッサは非常に個性的なシングルモルトのひとつで、ウィスキー評論家のマイケル・ジャクソン(故人)はグレングラッサを「麻糸、フレッシュ・リネン、ベッドメイクしたばかりの新しいベッド、ハリエニシダ、エニシダ。雑草とハリエニシダに覆われた海岸の砂丘」と評しています。・・・オフィシャルボトルではありませんが、是非飲んで想像してみてください。

GORDON&MACPHAIL  The MACPHAIL`S COLLECTION
GLENGLASSAUGU 1986 40%

グレングラッサ蒸留所 GLENGLASSAUGH
蒸留所は1875年地元の実業家により創業をはじめました。
1890年代にハイランド・ディスティラーズ社が蒸留所を買収し、以降フェイマスグラウス、カティサーク、ラングス等の人気のあるブレンデッドの主要原酒としての重要な役割を果たしてきたため、シングルモルトとしてのボトリングはほとんどありませんでした。

蒸留所は1907年から1957年まで途中の数年間を除いてほぼ休止状態でした。
その後取り壊され、1960年に完全に新しい蒸留所として再開しています。そして1986年11月以降もほぼ操業を休止しており、再開の見通しもたたないままでした。
ところが、オランダのScaent社がエドリントングループより買取り、2008年11月24日に再オープンとなりました。

#酒

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