12月も半ばにさしかかりましたが、街は賑わうこともなく・・・メディアの不況に関するニュースに飽き飽きしている毎日です。
モル中(シングルモルトウイスキー中毒症)の症状も停滞気味ですが、不況なんかに負けていられません。(実際は厳しいのですが!)
久しぶりに絶滅危惧酒・・・いや、お宝を発見したので報告です。
豊後大野市の某酒店で見つけたホワイトホース12年のオールドボトルです。
酒税法廃止以降のボトルですが、25年くらい前のものです。
ホワイトホースの名前を懐かしがる方も多いことでしょう。 勿論現在も変わらぬスコッチウイスキーの人気商品です。
“ホワイトホース”という銘柄が誕生したのは1880年代のことです。
名前の由来はエジンバラ市にあった古い旅館の名前です。 余談ですが、当店が入っているテナントの前店は“白馬”と言う名の老舗の喫茶店でした。
癖のあるアイラモルト“ラガヴーリン”の比率を抑え、スムースでマイルドなウイスキーに味を変えたことで爆発的に人気が高まったのですが、アイラモルトが好まれて飲まれている昨今では昔のホワイトホースの味がたまらない魅力です。このホワイトホース12年もキーモルトであるラガヴーリン、スペイサイドモルトの“クレイゲラヒー”、“グレンエルギン”の特長が生かされていて、昔の美味しいブレンデッド・ウイスキーの味がします。
◆ホワイトホース 12年◆
#酒