フルーツカクテル率100%だった若造です。
ある日若手バーテンダーの方が茶色のスタッフに「なぜラムには151プルーフにしてるものがあるのか」と質問。
スタッフもわからなかったようで、「日曜だしDEKACHOが来ると思うから聞いてみよう」と(行動読まれてます。笑)
「わかりません(即答)。」
即答したはいいものの、気になったので東京の信頼の置けるバーテンダーさんにも聞いてみたのですが、「わからない」とのこと。
151は151プルーフのことなので、アルコール度数75.5%を意味します。アメリカプルーフだと。
151プルーフに整えてるラムはレモンハートやロンリコ、バカルディなどいくらかあります。
ではなぜ75.5%に整える必要があるのか。
全くわからなかったんで、自信なしですが、税金の問題かなーと漠然に。
どこの酒税法がどうのこうのとかは覚えていないのですが、例えば「151プルーフ(75.5%)までなら税金安いですよ~(高いですよ~。)。」逆に「150プルーフ(75パーセント)まで安いのなら、敢えて少しだけ上回ってやろう。」とかがあるんであれば。
・・・一応ラムは95%以下(未満だっけ?)の定義があるからそんなんないと思うんですけど。
もしくは「意味はない」の線もありそうな気がしてます。
教えて赤枝先生~。
それと、大分のもう一人のウイスキープロフェッショナルが疑問に思っていることがバーボンのある銘柄についてです。
「ジョージ・T・スタッグ」2~3年前くらいにリリースされた化け物バーボン。
舌のようでとろけるような深い味わい。バッファロートレース蒸留所の珠玉の一品。高いので買えません。泣
これもアルコール度数に対する疑問。
バーボンの定義は「トウモロコシ(デントコーン)を51%以上使用し、160プルーフ(80%)以下で蒸留し、125プルーフ(62.5%)以下で樽詰めし、80プルーフ(40%)以上で瓶詰め。カラメル添加はだめ。」みたいなのがあったと思うんですが、ジョージのアルコール度数は70%オーバー。
「125プルーフ(62.5%)以下で樽詰め」に当てはまらないのではとのこと。
これに対する私の答えは「イーグルスネストじゃないですか?」。
バーボンを熟成させる上で、最も適した場所とされるのが積み重ねた樽の最上段です(らしいです)。
それをイーグルスネスト(鷲巣)というのですが、最上段で熟成させるということは環境によってはアルコール度数が上がる可能性もあるかと。
天使の分け前(揮発)によって下段のアルコールが上段に上っていくわけですから。こんだけ値段も高いバーボンですし、まぁイーグルスネストで熟成させてるんでしょうから、「125プルーフで樽詰めしたよ~、でも瓶詰めの時は125プルーフ越えちゃったよ~」と。
「80プルーフ~125プルーフの間で瓶詰め」という定義がないのでありえるかなーと。
全く自信はありませんっ!!
教えて元魔窟バーのマスタ~。
今日、コレ出ました。
#ラム