昨年の暮れに忘年会と称して”繁喜”に引っ張り出し蟹をご馳走になったのだが、その時に親が小さくなったように思えて寂しい思いをした。あったらあっただけ食べる母がこれは多いと言い出し、父も美味いと言いながら箸がすすんでいないようであった。
この日曜日に二人そろって帰省してみると、元気そうでちょっとほっとした。
山からこそっと持って帰った馬酔木が綺麗に咲いていた。もう30年も元気に育っているようである。
子供の頃に裏庭に勝手に生えてきた松は、門かぶりになっている。
連翹が裏庭で昔ながらに行儀悪く咲き誇っていた。
奈良と大阪なんて近いのだが、なんとなく遠い。
親というのは、子供の顔を見たらお説教をしないといけないと思いこんでいる節がある。
そこが距離感を感じさせているのかも。
たまに帰るのもいいものだと思えた。
#徒然なるままに