コンビニに買い物に出掛けたら、5歳ぐらいの女の子とお母さんの会話が聞こえてきた。
「今日はいつものと違うの?」
「お父さんの誕生日でしょう。だから本物を飲ましてあげなくっちゃ」
恵比寿ビールの500mlが買い物籠に入っていた。
そこの家庭がチョコット覗けたようで、なんとなく愉快な気分にさせてくれる会話である。
やはり日ごろは発泡酒が食卓に上がっているのだろう。
1996年に発泡酒(ビール風飲み物)が登場するまで、発泡酒はスパークリングワインのことを指していた。マテウスロゼの裏に「発泡酒」という表記があったように思う。またベルギービールの「禁断の果実」「グランクリュ」なども、日本ではビールの原料として認められていないオレンジピールやコリアンダーといったスパイスが含まれているので、「発泡酒」と表記されている。
ということで、私は勝手に「炭酸入りアルコール飲料でビール以外のもの」と定義してしまおうと思う。
しかし、前からある名前を勝手に別の製品につけることが問題ではなかろうか。
#ワイン