今年最後の、スコッチモルト販売(株)さんへ行ってきました。
本来なら、月始めにお伺いしたかったのですが…
サンプルも少なくなり、テイスティング商品は2種類でした。
写真 上左 …
グレンタレット 1977 34年 / ディスティラリー・コレクション / 46.9%
ラベルには、グレンタレットを象徴する、
ウィスキー・キャット 「 タウザー 」の勇姿が。
タウザーはその生涯に、28.899匹のネズミを捕らえ、
その功績はギネスブックにも載っている。
香り、ピーク熟時を超えている? 白桃、
少しのバニラ、柑橘、優しく鼻腔をくすぐるスパイシーさ。
ボディ、度数のわりにしっかり感が。
甘さ主張が強いが直ぐに心地よい酸味と熟れたオレンジ・ビター。
フイニッシュ、穏やかで柔らかい優しさ感が長く続くが、ドライさも感じられる。
写真 上右 …
ドイツのボトラーズ / リキッド・サン・ウィスキー社の
「 リキッド・サン 」… カリラ 2000 12年 / 53.2%
香り、いきなりヨード主張のスモーキー、麦芽の甘み、土。
頭の中がスッキリとするスパイシーさ?…気付け薬?
ボディ、キャラメル・コーティグされたお菓子、
柔らかい酸味と塩っぽさと、少しの苦味。
甘口ゆえ、アルコールの強さは軽減されが、
フイニッシュは、スモーキーからピーティにと続くが、パワフルさは存在。
このタイプのカリラは、まだ世の中に出てくると思うが、
グレンタレットは長熟でもあるし、
このタイプはどうかなと思い、1本購入いたしました。 … \m(__)m
最近、目白の田中屋さんにお伺いしていませんのでしたので、
スコッチモルト販売さんの帰りに寄りました。
写真下は、その時にご馳走になりました、
ブレンデッド・スコッチウィスキーです。
キングス・ランサム 12年 43% で、主モルト・ウィスキーは「 エドラワダー 」1974年前代のイタリア物。
田中屋さんの話によると、
タックス・シールの星印の数にて、輸入年数がわかるとのこと。
写真最後のデュワーズ / ホワイト・ラベル 同様、甘みの主張が強いが、
オールド物ながら、ボディはしっかりとしていました。
この2本とも、今や高値ですが… 田中屋さんご馳走様でした。 \m(__)m