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ラムの続き\(__)

雑学・ノートのカテゴリに投稿いたします。

ちょっと、間が空いてしまいましたが\(__)
続きの投稿は、
ラム製造の発酵→蒸溜ともと、思ったのですが、かなりの長文になるので(まとめる自信がないので…^_^;)専門書をお読みくださいm(__)m

で、ご存知だとは思いますが、雑学として蒸溜とは?
アルコールは、水よりも早く気化する特性を持っている。
(水の沸点は100℃だがエチル・アルコールは78.325℃)
この沸点の温度差を利用して液体中の成分を分離する作業を蒸溜という。
ラム酒は、一般的には連続式蒸溜機で(単式蒸溜機も、セントジェームスなどにあるが…)気化させ、コンデンサーを通して気体を液化させることにより、約65〜75%のラム酒が出来上がる。
蒸溜塔の素材は、現在はステンレスが主流だが、伝統的には銅製である。
AOCでは、一部でも必ず銅を使うことが決められている。
銅は、液体中の酸を抑制し、香りを集めて、広がりのある味にする効果があるという。
銅を連続式蒸溜機に使うと、2〜3年のうちに溶けだし、紙一枚位の薄さまで磨り減ってしまい、維持費がとてもかかる。
実際蒸溜を行う下部をステンレスにし、蒸溜塔上部の、磨耗が少ないアルコール凝縮器のみを、銅製にした方がコスト的には良いので、ほとんどの蒸溜所がステンレス+銅の蒸溜塔を使っている。
実際に飲み比べると、ステンレス製に比べ、銅製の蒸溜塔で作ったラム酒の方が、味わい深く、個性的に仕上がるとの事。
少し省きますが、蒸溜塔には、技術面でも特殊性を持っていて、蒸溜塔こそがラム酒に味を与え、また独特のアロマを授けるもので、ラム酒製造業者の誇りである。 次につづく m(__)m

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