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年末のフレンチディナー

日曜の夜は母&姉と行きつけの京都のフレンチのお店へ。

コース料理のメインが選べるのですが、それが決まったところでワインのチョイス。
これは私の仕事になっていて、いつもお店のマダムと相談しながら決めるのですが、
ワインリストの更新が間に合わないということで、いつもマダムのお勧めボトルを
実際に持ってきていただいて手にとって選びます。


早速、ワインセラーから続々とボトルが運ばれてきます。


メニューの構成上、メインまでは白の方が合いそうなので、
Pouilly-Fuisse ”06をフルボトルでいただくことに。
赤の方は、マダムも試飲したいからということで Savigny-Les-Beaune ”99 を
グラスワインとして提供していただけることになりました。
造り手はどちらもLouis Jadot。


 お食事前の小さなオードブル
 シモン芋とトリュフのガレット サラダ添え

小さなオードブルには珍しい天草の貝(名前が覚えられず…)が。
シモン芋というのはアンデスのお芋なんだとか。
甘みが合ってトリュフと相性バッチリ!
フュッセらしからぬ、ふくよか~な味わいのワインとも良く合います。


 天草のアワビのロースト 香草ソース
 聖護院かぶらのスープ
 
プリプリのアワビにエストラゴン風味のソースがとろーり。
かぶらのスープはポタージュかと思ったら、すりおろしでした。
ちょっと驚き。
 

 ふぐのソテー うにソース
 お口やすめのレモンのジュレ

ふぐにウニって…贅沢な!
でも実は、メニューではバターソースになっていたのです。
白ワインを決めるときに、「これはナッティな感じですよ。」と言われたので、
バターソースに合いそう…とイメージしたのが決め手だったのですが、
ウニソースとのマリアージュはもう一つという感じでした。

そしてメインの肉料理の前に、さわやかなレモンでリフレッシュ。


 京北町の鹿肉の赤ワイン煮(左)
 牛タンの赤ワイン煮(右)

私はメニューを見た瞬間に鹿肉をチョイス。
鹿はステーキと赤ワイン煮の2種から選べたのですが、この日はステーキが品切れとのこと。
まぁ、元からこちらに食指が動いていたのですが…。
牛タンは母のチョイス。

ここで赤ワインの登場。
赤はグラスワインのはずなのに、ホストテイスティングをさせてくださいました。
舌に乗ったときは優しすぎる?って感じだったのが、口の中でふわ~っと広がりを見せ、
思わず口に含んだまま「んふふ…」と笑ってしまいました。
鹿肉のわずかに野性味を感じさせる味わいとピッタリ!

このあとデザートの盛り合わせ…食後酒のマディラと続くのですが、
すっかり幸せに浸った私は、写真に納めることを失念していました。
う~ん、中途半端。(-_-;)

普段ブルゴーニュを選ぶときは、ルイ・ジャドーはポピュラー過ぎるため、
敢えて選択肢から外すことが多いのですが、今回はジャド×2にしてみました。
マダムと出した結論は、「やっぱりジャドーはいい仕事してる」でした。

ジャドーだけど、邪道ではなく王道なブルゴーニュ・ワインの造り手ですね!(*^_^*)

#食べ物

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