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吉祥寺で呑む

4月上旬。
 
吉祥寺のライブハウスで、お気に入りのバンドの演奏を愉しんだ帰り。
ライブと十数年続けている次の日に予定した花見への想いで気分が良かったので、旨い酒が呑みたくなった。
 
吉祥寺には、沢山のBarがある。
 
私はそれ程知らないが、旨いウィスキーが確実に呑める店を知っている。
 
 
吉祥寺の駅を井の頭公園とは反対側に降り、立派なサンロードのアーケードを抜ける。
酔った人たちが駅向かうなか、逆方向に歩く。
 
最初の信号を渡り、左に曲がると月窓寺の見事な桜に目を奪われた。
 
桜を横目に少し進むと、小さな看板が目に入る。
細い階段を降り、地下にあるその店の扉を開けた。
 
10席程度のカウンターと、2,3のテーブル席。
入り口近くのカウンター席をキープ。
 
さて、何を呑むか。
 
1杯目に選んだのはコレ。

 
 Atomiser.16 Akari – Bunnahabhain 1997
 
このBarの経営会社でボトリングしたオリジナルボトル。
震災の経済復興ボトルとして、被災地のBarに送ったそうだ。
 
この震災に対し、義援金などの活動も行っているが、こういうやり方も良い。
 
モルトウィスキーとしても、非常に旨い。
 
味覚としても、香りとしても感じられる甘さがたまらない。
 
もちろん、ストレートでいただく。
 
 
2杯目は、パワフルなものが呑みたくなったので、コレ

 
 Ichiro′s Malt“CARD”2 of Spades Port Hogshead
 
ガツンとくるイチローズモルトらしい力強さ。
 
口にした香りと、呑んだ後に鼻腔に感じる香りの違いも旨い。
 
 
その後、もう1杯だけのんで退散した。
 
700種を超えるウィスキーを揃えるこの店。
 
まだまだ愉しめそうだ。

#モルト #BAR

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