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収穫の秋ですが・・・

世界中何処に行っても農村の成功者は酒、チーズ、味噌しょうゆ、漬物・・・と生産物を微生物を使って加工した食品加工業であり本質的に農業です。それは微生物の力を借りることによって極端に低いランニングコストで加工ができるのです。

微生物の話はいずれ機会があれば書こうと思います。
今日はウィスキーという農業に支えられた楽しみを享受される皆さんにちょっといやな写真がとれたのでご紹介します。

では、

9月8日の早朝に撮影した稲刈り間近の田圃です。定年退職後に私の父が全くの無農薬で米作りを始めてもう6年になります。

写真に写っている農道の幅は軽トラックが一台通れるほどです。右側が地主さんの田圃で左側が親父の田圃です。農道の右側には全く草が生えていません。除草剤の効果です。見事に一本の草も生えていませんが稲は青々としています。モチロン虫一匹いません。

左側は親父の田圃です。一度も除草剤をまいたことがありません。草ぼうぼうで稲よりも背丈の高い草もあります。

残念ながら今年の稲は全てを収穫することができません。例年地主さんにコンバインで収穫してもらっているのですが、今年は背の高い雑草が多いので機械にひっかかるからという理由で収穫してもらえないのです。70過ぎの親父と二人お手上げです。

二人で草だらけの田圃を眺めていると「朝から親子で稲刈りのご相談ですかー」とジョギングのおじさんが声をかけていきました。幸せな農家に見えたんでしょうね。早朝の谷津田ジョギングは気持ちがよさそうです。でもおじさんに言いたくなっちゃうのです。気をつけて!除草剤をまいた日には走らないようにね・・・。

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