THE BOW BAR(ザ・ボウバー)さん
とても気になっていたロマーノ レヴィ。
「色の濃いものを」というオーダーで4種テイスティングさせて頂きました。
ロマーノレヴィ 1989年瓶詰め サルビア 50% 750ml
香り:薬草、ドクダミ。
味 :ドクダミ、黒ウーロン。
余韻:苦みのある濃厚な余韻が続く。
感想:薬草の滋味がぐわんぐわん広がる。
とてつもなく濃厚でムキムキのフルボディ。
驚くべき香味成分量の豊富さ。重量感。
生々しく野生的。これは凄い。
ロマーノレヴィ アルデンテ ウォモ・セルヴァティコ(野生の男) 60% 750ml
香り:焼いた樽、木香。
味 :焼いたぶどうの皮、栗の皮の渋み。
余韻:焼いた果物の皮。
感想:瓶詰め年表記なしの、貴重な野生の男ラベル。
70年代瓶詰めでしょうか?
瓶詰めから(恐らく)30年以上は経過しているにも関わらず、
まだ炎がボトルの中で燃え盛っている印象。
恐るべしロマーノレヴィ。
ウィスキーでは、ものが燃えた後の、煙や炭といったフレーバーを
感じることがありますが、このボトルはなんというか
「今、まさに焼けた鉄の棒を果実や木に押し当てているような」
質感のある焼け具合が味わいに感じられました。
レヴィさんの卓越した技術と直火式蒸留機の成せる業なのでしょうか。
超実力派グラッパ。