テイスティング記事からご紹介。
ボウモア 1992 11年 シグナトリー 56% 500ml
鹿児島のBar コクテールさんで頂きました。
「カスクサンプル」という商品名のシグナトリーのボウモア。
一行コメント:スウィーティな塩。甘くソルティでグレープフルーツの酸味と余韻。
ボウモアの90年代はおもしろいですよね!……と言っても、
60年代の元祖トロピカル。
70年代のシェリー樽熟成。
80年代のパフューム。
90年代で再びのフルーティ。
と、考えてみればボウモアはいつも話題に事欠かずおもしろいのかもしれませんが。
お薦めのボウモアを3アイテム。価格帯別にご紹介。
【激ウマ★シェリーボウモア】ボウモア 1986 24年 ファイネスト&レアレスト 52.3% 700ml
個人的に最高によかったシェリー樽のボウモア。
同時に出たマッカランも美味しかったですが、こちらのボウモアの方が
シェリーがよく出ています。
普通のシェリーではなく、海苔で巻いた醤油せんべいの味がします。旨み系モルト。
余韻に焦げがあり、好みが分かれるかもしれませんが、
パフュームはないです。
旨み系シェリー好きの方は是非。飲み応えがあります。
最後の1本です。
【噛み応えのあるモルト】ボウモア 1994 16年 BBR復刻ラベル 53.6% 700ml
これは飲んだのですが、テイスティングノートは取っていませんでした。
美味しかったと記憶しています。
フルーツがどばどばーではないですが、ねっとりと伸びがあり、
コメント通り、オイリーでフルーティなタイプ。イケますよ~!
【やわらかいレーズン、ビターなシェリー】ボウモア 1996 16年 カーンモア 46% 700ml
これは最近のなのでよく覚えてます。
甘く柔らかいレーズンの香り、
味はビターチョコ、ピートスモーク。
「これが5,800円!?すごいなー、ウマ安モルトだな」
と感心した1本。
シェリー樽で16年熟成ですので、スペックから考えてもかなりお買い得。
お薦めです。