デュジャック＆ＤＲＣの至高のコラボ！『ドメーヌ・トリエンヌ』

１９８９年、ブルゴーニュの雄ドメーヌ・デュジャックのジャック・セイスと
ＤＲＣの共同経営者であるオーベール・ド・ヴィレーヌが、
南仏の地でワインづくりの可能性を模索し畑を見出しスタートさせたトリエンヌ。
通常のヴァン・ド・ペイとは一線を画す高品質。
ドメーヌが目指したのはローヌの主品種であるシラー種に
ボルドーのカベルネとメルロ種をマリアージュするトリエンヌ独自のワイン。

赤は、平均で３５ヘクトリットル前後と
ブルゴーニュのグラン・クリュ並みの低収量で収穫されたシラー、カベルネ、
そしてメルロ種を用い（用いるセパージュ、割合はヴィンテージ毎に異なる）、
野生酵母による１ヵ月間以上におよぶ長期間の発酵を経て、
デュジャックで使用した樽で１年間の熟成。
その後軽いフィルター掛けで瓶詰め。
ヴァニラやトースト香、ブルーベリーコンフィの香りが芳しい。かすかにミンティーな香りも。
優しい酸が果実味を強めに感じさせる。ライトからミディアムボディ。

白ワインとなるシャルドネ種は３０ヘクトリットル前後と、
こちらもグラン・クリュ並みに収量を抑え、デュジャックの旧樽で発酵。
その際バトナージュもしっかりおこない、１０ヵ月ほどの樽熟成を経て瓶詰め。
アーモンド・グリエ、ヴァニラ、キャラメル等、樽由来の香りを感じる。
酸はかなり丸みがあるが、樽を思わせる苦みもやや多めで十分な複雑味が愉しめる。
デュジャックのエスプリが息づいているものの、吹き付けるミストラル、
石灰岩がむき出しになった荒地やそこに自生する人の背丈ほどもあるタイムや
ローズマリーの潅木類、そしてオリーヴの林といった
プロヴァンスの風土を十分に感じさせてくれるスパイシーな風味を備えたものに仕上がっている。

これだけの高水準にもかかわらず、
ヴァン・ド・ペイですからとってもお求めやすい価格です。

ドメーヌ・トリエンヌ　レゾーレリアン　ルージュ　２００６
容量：７５０ｍｌ
販売価格：￥１，６２８【税込】
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