GIN&TONIC
かの有名なパリのHarry's New York Barにて。
レシピ:
1、タンブラーにキューブアイスを適当に入れる。
2、冷えてないビフィーターを適当にドボドボ入れる。多分70mlくらい。
3、冷えてないトニックを適当に入れる。結果的にジンとトニックが半々くらい。
4、上からレモンを絞る
5、マドラーを挿して、余ったトニックと一緒にサーブ
はっきり言って全然ダメなのだが、ヨーロッパでのカクテルってのはこういうものなのだと思うことにした。イギリスもスペインも似たようなもんだったし。日本で言う居酒屋のサワーと同じような感覚で捉えればいいのかもしれない。
★★★☆☆☆☆☆☆☆(★3)
パリの「Harry's New York Bar」に来ています。
ヘミングウェイやシャネルやジャックデンプシーが通ったと言われる伝説のBARです。またホワイトレディやブラッディメアリー、サイドカーなどのカクテル発祥の地としても知られています。
店内は薄暗く、アメリカンなポスターや写真が飾られています。建物は歴史を感じる作りです。実際に100年以上続いているBARというのはヨーロッパにもそうそう無いと思われます。
上に書いたとおり、正直言ってカクテルはダメですし、値段もかなり高い(カクテル一杯13€)です。ですが、だからといってこの店に価値が無い訳ではありません。ここは歴史を楽しむ場所であり、ヘミングウェイやシャネルが座っていたのと同じカウンターに座り、過去に思いを馳せる…そういう店なんだと思います。
———————————-
というか、そもそもパリやバルセロナやロンドンやエジンバラで、日本のオーセンティックバーより美味しいカクテルを飲むのは難しいと考えておいたほうがいいのかもしれません。今まで有名なバーを含めていくつかのバーを周りましたが、日本より美味しいカクテルを出す店には出会ったことがありません。