9/3 その3
・スペイサイドクーパレイジ
ハイランダーインで昼食後、スペイサイドクーパレイジ(スペイサイドの蒸留所へ樽を卸している樽工場)へ向かう。
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ハイランダーインからは1キロ強なので、散歩がてら歩いて行くことにする。
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ちなみに、僕は徒歩で移動する時などの地図には携帯のGoogle Mapアプリを利用している。僕の携帯はAndroid(HT-03A)なので、Google Mapとの親和性が非常に高い。アプリを起動すると地図が表示され、目的地までの経路も表示することができる。GPS対応なので随時現在地も表示されるので、迷う心配はない。使いこなすのにはある程度の知識が必要だが、それをクリアできれば最高のソリューションだと思う。
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こんな風景の中を歩く。幸運なことに、昨日に引き続き今日も天気がいい。
歩いている途中でクレイゲラヒ蒸留所を見つけた。
ビジターセンターなどは無いようだ。
スペイサイドクーパレイジに到着。ハイランダーインからの距離はそれほどでもなかったが、勾配が割ときつく、結構疲れた。
入口で入場料(£3.30)を払って中に入る。
樽の起源や樽職人達の歴史が紹介されている。
解説文は日本語でも書かれている。
樽作りの道具。道具や技術、製法は昔からほとんど変わっていないらしい。
工房。実際に職人達が働いている姿を見学することができる。
実際に見てみると分かるが、確かにほぼ全て手作業であり、熟達した職人の技術が要求される。ちゃんとした仕事ができるようになるまで、4年~8年の修業期間が必要らしい。
出来上がった樽。これから水が入れられて、漏れがないかなどのテストが行われる。
スペイサイドクーパレイジの一番の魅力は、やはり樽職人達の仕事を実際に見学できることだ。運が良ければチャーしてるところも見られる。しかもクレイゲラヒから歩いて行ける距離なので、近郊に来たら寄ってみる価値はある。
もう少しゆっくり見ていたかったのだが、マッカラン蒸留所に行く時間が迫ってきたので、お土産を購入するためにショップへ向かう。
写真を取り忘れた忘れたのでホームページより拝借。オリジナルシングルモルトを売っていたので、小瓶を2つ購入した。
その後、マッカラン蒸留所に向かうためにタクシーを呼んでもらおうと思ってレジの人に声をかけたところ「うちの職員の手が空いてるから車で送ってあげるよ」と言われた。何と言う親切さ。ちょっと感動した。
車で送ってくれたスペイサイドクーパレイジ職員の人。車中でも樽作りやウィスキーについて色々な話を聞かせてくれた。名前を聞き忘れたのが残念。
・マッカラン蒸留所到着
スペイサイドクーパレイジから車で10分ほどでマッカラン蒸留所に到着。
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地図上だとハイランダーインからかなり近いように見えるが、実際はスペイ側を挟んで丘の上にあるので大幅に遠回りして丘を登る必要がある。クレイゲラヒからは歩けないことはないが、タクシーか自転車で行った方がいい。
駐車場付近には綺麗なウェアハウスがある。
・マッカラン蒸留所 ツアー登録
ビジターセンター発見。早速中に入って見学ツアーに登録する。
ryutani「こんちわー。蒸留所内を見学したいんですが。」
職員「見学ツアーか。予約したか?」
ryutani「予約?いやしてない。」
職員「…すまない。今からバス旅行の団体が来る予定で、今日の見学ツアーはもう定員オーバーなんだ。」
ryutani「………え?マジ?」
職員「すまない。マッカランのツアーは一時間に一回、定員10人なんだ。こんな平日に定員オーバーになることは少ないんだが…運が悪かったようだね。」
ryutani「なんてこった…」
ということで、マッカランのツアーには参加できなかった。
到着時刻が読めなかったので予約していなかったがまずかった…。
・マッカラン蒸留所近辺散策
しょうがないので、ツアーに参加しなくても入れるところの写真を取る。
多分ポットスチルが置いてあるところだと思う。
これはどうも住居のようだ。職員用だろうか?
ショップ内部。FINE&RAREが沢山ある。これは購入可能らしい。
マッカランの歴史のムービーが流れていた。
ショップの裏庭。ここからの景色はとても素晴らしかった!スペイ川を挟んで、隣の丘まで見渡すことができる。今回のスコットランド旅行中で三本指に入る景観だった。
裏庭でのんびりしていたら、さっきの職員の人がマッカラン12年を持ってきてくれた!スペシャルサービスだとのこと。
親切なスコットランド人たちに乾杯!
この後ショップでお土産を買った後、タクシーを呼んでもらってでクレイゲラヒへ戻る。
次回、スペイサイドウェイ&クレイゲラヒホテルのクエイクバー。
#スコットランド旅行記