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スコットランド旅行記 その3

9/1(その3)

・夜のエジンバラ散策
B&Bに荷物を置いて、二号と合流し、エジンバラを散策しつつパブを物色する。
ようやく落ち着いてエジンバラを見ることができた。夜のエジンバラは石造りの建物がライトアップされていて、とても美しい。

これはエジンバラ中央の時計台。もう少し上手く撮ることができれば…。

夜のエジンバラを散策して、日本との違いについて気付いたことを以下に列挙しておく。
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エジンバラ中心部はほぼ全てが石造りの歴史的建造物で、景観を乱すような高層建築は一切無い。恐らく法規制が厳しいのだと思われる。
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同性愛カップルがオープンである。日本と違い、夜のバーやパブで異性愛カップルと同じように過ごしている。イギリスは同性愛についての教育や、同性間の登録パートナー制度などが充実しているからだろう。
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エジンバラにもホームレスな人がいるのだが、日本と違い、年齢が非常に若い子が多い。もしかすると10代後半くらいから、20代後半くらいに見える子たちが街頭で毛布に身を包んでいる。どういった背景があるのだろうか…詳しく調べてみたい。
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エジンバラの歩行者は信号をほぼ完全に無視する。横断歩道を渡る時は、車が来ているか来ていないかだけで渡るかどうかを判断しているようだ。
さらに車両も信号を無視しがちである。ギリギリアウトくらいのラインを攻めてくるので、歩行者の信号無視とも相まって非常に危険。
何故なのだろうと思ったのだが、スコットランドには大都市の中心以外に信号が存在しないことが理由の一つになっているのではないかと思う。事実エルギン~クレイゲラヒ~グレンリベットあたりまでの街道の交差点に信号は一つも無く、代わりにラウンドアバウトというシステムが採用されている。これは非常に優れたシステムだと思う。
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・一軒目 GUILDFORD ARMS
歩いていると、少し雨が降ってきたので、とりあえず近くに見えたパブに入る。

GUILDFORD ARMS」というお店。
店に入る時は少し緊張した。入ってみると、イングランド風の豪華な家具や絨毯などで装飾された、なかなか雰囲気のいいバーだった。バーカウンターの中にビールサーバが並んでいたので見てみると、MAGNERS IRISH CIDERというシードルが置いてあったので、ハーフパイントで注文。二号はエールをハーフパイントで注文したようだ。カウンターでグラスを受け取り、代金を支払う。こっちのバーやパブは(腰を落ち着けて食事などをしない限りは)ほとんどがオンキャッシュだ。

テーブルに着き、軽く一杯飲みながら次の店をどうするか考える。
このアイリッシュシードル、なかなか美味しい。イギリスのシードルらしく、ドライでキレがいい感じ。ストロングボウ的。

・二軒目 THE FILLING STATION
二号が「ロイヤルマイルで二軒目を探そう」と言い出したので、ロイヤルマイルへ向かう。ロイヤルマイルとはエジンバラ城ホーリールード宮殿を結ぶ道で、エジンバラのパブ、バー、物販店、ホテルなどが立ち並ぶ繁華街だ。
もうすでに22時近かったのだが、まだ営業している「THE FILLING STATION」という店を見つけたので入ってみる。

ここはかなりモダンな感じだ。レッドロブスターみたいな内装で、テレビでスポーツ放映もしている。メニューもスコットランド料理に加えてパスタ、ピザ、ハンバーガーなど豊富だ。



僕はオニオンリングとハギスを注文。飲み物はヒューガルデン。このハギスは結構美味しかった。トラディショナルなハギスじゃなくて、近代的なソースを使った味付けがされていた。


二号はスパークリングワインとサンドイッチプレートを注文。このサンドイッチプレート、とにかく量が多い。添えてあるポテトも太い。結局最後まで食べきることができなかった。
食べながら明日の予定について話をする。とりあえず朝8時半に集合して、カールトンヒルの頂上からエジンバラの景色を楽しもうということになった。
一通り食べ終わると、さすがに疲れがどっと出てきたので、まだ23時位だが帰って寝ることにする。
会計はテーブルで行われる。イギリスはほぼ全ての店でテーブル会計だ。キャッシュカードを店員に差し出すと、カードリーダーを持ってきてくれたので暗証番号を入力…するのかと思ったのだが、カードリーダーの画面には「Gratuity?」と表示されている。どうすればいいんだろうと思って店員に聞いてみたところ、なんとキャッシュカードでの支払いにチップを含めることができるらしい。この画面でチップの金額を入力すればいいらしいのだ。うーん知らなかった。チップとして1ポンド入力した上で暗証番号を入力し、支払い完了。その後歩いて宿に帰り、就寝。

次回は9/2の予定。

#スコットランド旅行記

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