お待たせしました。いわき平ビューホテルで7/11夜に開催された、87Malts Night!!の様子をお伝えします。
先に第二部のブラインドテイスティング部門から。
この第二部は、タケモトさん&ledさんが提供してくれたボトルを全員でブラインドテイスティングし、
全員が「アルコール度数」「蒸留年代」「熟成年数」「蒸留所」の4要素を大まかに予想して発表する、という形式です。
ということで、レッツスタート。
ブラインドその1
色: 鮮やかな赤。明らかにシェリー色。かなり樽熟成させていると思われる。
香りだけだと50~60年代蒸留のスペイサイドを思わせる。
この時点で超熟スペイサイドではない気がしたが・・・超熟ボウモアか?
度数: 40~46度
蒸留年代: 1955~65年
熟成年数: 40年以上
蒸留所名: 1:グレングラント
2:ストラスアイラ
ファーストインプレッションを元に、ピート時代の超熟スペイサイドと決め打ちました。
しかし正解は・・・
なんとイチローズ・モルト!
Ichiro”s Malt 1988 CARD (ダイヤ・キング) Hanyu 1988/2006 C#9003
1st Cask Type Hogshead 2nd Cast Type American Oak Sherry Butt 322/555 Bts Alc 56%
これは意表をつかれました。
とはいえ、度数、蒸留年、熟成年、蒸留所、全くかすらなかったのは悔しい!
ブラインドその2
色: 薄い黄色。
軽くピート炊いた若いマッカラン、みたいな感じが…ってそんなボトルあるんだろうか?
でも最近の短熟マッカランもこんな甘さ出るよな…。
ryutani@射命丸の回答
蒸留年代: 1990年代
熟成年数: 10年以下
度数: 46~50度前半
蒸留所: 1:マッカラン
2:カリラ
3:ボウモア
さっきと同じくファーストインプレッションを元に判断。
そして正解は・・・
ボウモアでした!
Bowmore 1969/1978 (58%, OB for the 20th Anniversary of Edoardo Giaccone”s Whiskyteca at salo, C#6634)
熟成年数は当たりだったので、さっきより近づきました。
うーん、味わったときに感じた短熟ボウモアを最初に上げておけば、正解にかなり近かったんだが…。
ブラインドその3
色: 透明さを保った濃い黄金。
ryutani@射命丸の回答
蒸留年代: 1960後半~1970前半
熟成年数: 回答無し(メモには15年前後と記載)
度数: 40後半~50度前半
蒸留所: 1:ストラスアイラ
2:グレンドロナック
3:グレンファークラス
とりあえずスペイサイドのシェリー系有名蒸留所で決め打ち。
正解は…
グレンエルギンでした。
Glen Elgin 12y (43%, OB, White Horse, early 1980’s) 75CL
熟成年数は近かったし、スペイサイドってのは当たってたんですが…
そして、クリリンさんはなんとボトルまで指定する完全正解!!
このボトルを飲んだことがあるとはいえ、すごい!
色: 薄い金色。
ryutani@射命丸の回答
蒸留年代: 1965~1975 or 1980年代
熟成年数: 20年前後
度数: 55度前後度前半
蒸留所: 1:クライネリッシュ
2:ロングモーン
3:ストラスアイラ
ハイランド代表を一本目に。でも最近のロングモーンもこんな味するので指定。
正解は…
なんとローランド、ローズバンク。
Rosebank 15yo (61%, OB, Distillers Agency, Zenith, clear glass, 2400 Bts.)
うーん、ローズバンクってこんな味するのか…。
全然ローランドの味しなかったよ。難しい。
クリリンさんは今回も当ててました。すげえ。