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宮城峡を初見学!

3泊4日の東北旅行から帰ってきたタムデューです。
帰ってくると蒸し暑さが堪える...。 #北から帰ってきたときあるある

さてさて、今回の旅の主目的は宮城峡蒸留所へ行くこと。
それを決めた瞬間にビジターセンター建設の報が。
まあ混みあう前に見れたと思えば良かったのかな?

まずは仙台で2泊してバーを何軒か。
とあるお店で隣のお客さんがオーダーしたハイボール。
ん?あの瓶は...。

「うわ、ノセソーダや!」思わず声に出てしまったらご店主が、
「え、すごい!気づかれた方は初めてですよ!」と。
まさか東北でノセソーダを見るとは思いませなんだ。

あのバーはまた是非お邪魔したいです。

話は本題に戻って、いよいよ宮城峡へ。
仙台から仙山線に乗り、作並で降ります。
土日はマイクロバスが無料送迎してくれるので、それに乗車。
結構混んでました。

蒸留所に着いたら受付へ。
工場入口からかなり距離がありますが、送迎バスは受付の目の前まで行ってくれます。
自分は予約していきましたが、予約無しでもOKみたいです。
実際、半分以上の方が予約無しだったみたい。

まずは見学係のおねーさんから軽くご説明。
続いて、場内を移動。雨だと傘が必要ですが、貸し傘があります。
キルン塔、サイロを横目に見ながら、仕込み、発酵棟へ。

残念ながらガラス越しの見学、しかもマッシュタン1基がわずかに見えるだけ。
中央制御室は撮影禁止。
ウォッシュバックにいたっては、ガラス一面にシートが張られていて全く見えず。
うーん...。何か見せたくない理由でもあるのかな。

次に蒸留棟へ。

ちょうど工事中とのことで、入口付近からちょこっと見るだけでした。

最後は熟成庫。
ここ、本当に稼動してるのかな?
当然樽はいくつも置いてあるものの、アルコールのにおいが全くしない。
ちょっとかび臭い。(失礼)
過去に見学したほかの蒸留所では、少なからず熟成庫ではアルコールのにおいがした。

ここは見学用の雰囲気体験だけで、原酒は置いてないのかなとも思ったり。

そして見学のシメは試飲。
竹鶴ノンエイジ、スーパーニッカ、アップルワインの3種。
...まさかの宮城峡無し。
いくら無料の見学とは言え、宮城峡に来たのに宮城峡が飲めないってのは...。
でもアップルワインは美味かった。この3種の中では一番かな。(笑)

有料試飲コーナーで引き続き試飲。
ここは他の蒸留所に比べても、引けをとらないラインナップ。
終売品も飲ませてくれるところなんかは、他所にはない太っ腹。

・宮城峡12年 シェリー&スウィート(終売)
・宮城峡12年 フルーティー&リッチ(終売)
・宮城峡12年 モルティ&ソフト(終売)
・宮城峡2000's
・カフェグレーン12年 ウッディ&メロウ(終売)
・鶴17年(終売)

終売品を中心に飲めるだけ飲みました。

2000's、鶴17年が特に美味かった。
バナナ香が共通して感じられたので、特徴なのかなと。

ただし、試飲コーナーにも一言。

テイスティンググラスで提供して欲しい!

ショットグラスのほうが場所も取らないし扱いも楽なんだろうけど、
せっかくの有料試飲なんだし、それくらいはお願いしたいなと。

散々飲んでおいて言うのも何ですが、魅せ方が上手くない。
この一言に尽きる。
自社製品はもちろん、ウイスキーファンを獲得しようという
意気込みがあんまり伝わってこないです。

サントリー(山崎、白州)やキリン(御殿場)は自社製品のアピールが
すごく上手くできていた気がします。
それに比べると、なんだかちょっと...というのが正直な感想です。

まあ来年春にビジターセンターが出来るので、そこで何か変わることを期待してます。

#ひとりごと #ウイスキー

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