MENU

牡蠣とアイラ

こんにちわ。酒類.com駆け出しブロガーの日野です。

ウイスキーもまだまだ駆け出したばかりですが、今回は牡蠣とアイラモルトについて書きたいと思います。

村上春樹著書の「もしも僕らの言葉がウイスキーであったなら」を読んだことがきっかけでウイスキーに興味を持ち始め、お酒の仕事という環境を活かし、色々なウイスキーを飲むように心掛けてきました。

この本の中で・・・

「レストランで生牡蠣の皿といっしょにダブルのシングル・モルトを注文し、殻の中の牡蠣にとくとくと垂らし、そのまま口に運ぶ。うーん。いや、これがたまらなくうまい。牡蠣の潮くささと、アイラ・ウィスキーのあの個性的な、海霧のような煙っぽさが、口の中でとろりと和合するのだ。どちらが寄るのでもなく、そう、まるで伝説のトリスタンとイゾルでのように。それから僕は、殻の中に残った汁とウィスキーの混じったものを、ぐいと飲む。それを儀式のように、六回繰り返す。至福である。」

この文章を読み、こんな風にアイラ島で生牡蠣をウイスキーと味わいと強く感じました。
この本がきっかけで強くアイラ島のシングルモルトを意識するようになり、気付いたアイラモルトにはまっている自分がいました。
しまいには、スキットルにボウモア・12年を入れて、休みの日に散歩しながらちびちびと飲んでいる自分。若干、重症です(笑)

そんな(?)持ち歩きが功を奏し、先日地元の海鮮の収穫を祝うお祭りで、牡蠣を食べれるチャンスが巡ってきました。

生牡蠣ではなく、焼き牡蠣でしたが、殻を開けてボウモアをちょこっと注いで、一口でパクっと食べてしまいました。

ボウモアの柔らかいスモーキーさとアイラモルトならでは潮の味わいが焼き牡蠣と絶妙にマッチして、かの村上春樹氏が「至福である。」と言った言葉がジーンと胸にしみてきました。これが現地だったら、雰囲気や風土も相まってより素晴らしいものになるのだろうなと想像しつつも、じっくりと味わいました。

幸せなひととき。

休みの日にウイスキーを後ろポケットに入れて散歩するのって、なんか贅沢な気分がします。

サザエさん症候群な日曜の夕方・・・、ウイスキーを飲んで、明日からまた1週間頑張ります!

酒類.com – ボウモア・12年
http://www.syurui.co.jp/products/detail.php?product_id=743

#ウイスキー #シングルモルト #アイラ

この記事を書いた人