そうです、悪く言われる割に結構飲まれる・・・ボジョレな話。
実は、お酒初心者のワタクシ、結構高評価なんですよ~、実は。
まっ、ちょっと呑み飽きる傾向は有りますが。(苦笑)
さて、ヌーボーやプリムールと呼ばれる新酒の9割以上が赤でガメイ種のみから醸されたワインであります。
古くは、フランスには3つの河が流れている。ローヌとソーヌとボジョレと言われたほど、水扱いのワイン産地の一つでした。
実際、ボトル1本が、20世紀初頭には一般の煙草一箱以下の値段でした。
時を同じく自動車の普及以後、世の中が変わったのはご存じの通り。
ボジョレも、無縁では有りませんでした。
元々タイヤメーカーのミシュランが車旅行者用に、レストランガイドを出版し始めた頃、ボジョレも車によって更に有名になりました。
ただ以外にも、トラックでは無く、レースカーに乗ってでした。
と、言うのも当時も耐久性や性能を宣伝しする為に盛んに南仏からパリへのレースが行われ、その街道の要所に有ったのがボジョレだったのです。
で、何処でも初物好きは居る様で、水扱いのボジョレの新酒が、江戸っ子の初鰹と同じ様にパリっ子に受けたのが今への始まり。
#トリビアとかテイスティングなんか編 〜時には真面目に酒な話〜