久しぶりにウィスキーの話。
クラシック カスク 21y ハンドクラフト
モルトはカスク、バーボンはバレルと表現することが多い。
で、これはライウィスキー。
黎明期は、まだトウモロコシを使ってなかった。
アメリカンのルーツはライウィスキー。
郷愁を込めて「カスク」としたのだろうか。
2003年リリース。
650本のボトリング。
3本持っていた在庫のうち、最後の1本。
ケンタッキーの気候は、夏は暑く冬は冷え込む内陸性。
夏は、7層ウェアハウスの最下層は25度くらいだが、最上階は50度近くなる。
また雨が多い地域で、冬は零下になるくらい冷え込む。
どこでも、蒸留したら最上階からローテーションするという。
一部を除いて、最初に熟成をグッと上げるようだ。
スタンダード(4年)の熟成度は、スコッチの8~10年に匹敵するとも言われる。
だから、「バーボンなんて・・・」と言うなかれ。
そんなことで、
バーボンは熟成年数があまり深くない方が、という意見もある。
この21y はどんな熟成を経たのだろうか。
偶然のボトルナンバー「007」
いつもは、どんなにレアでも平気で封開けする。
これはちょっと開ける気にならなくて、店の在庫から除外。
ということで、個人所有物。
だから、店には並べていない。
7周年のときに開けるかな・・・?
その味わいは・・・
バーボン好きでなくとも唸る深さ。
日本向けに乱発されてるバカ高いしょーもないモルトより美味い。
#バーボン