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抜栓強化週間

87Malt Night 5thレポがまだ途中ですが、(中)(下)は明日UPしますので、今日はちょっと別のネタ。

唐突ですが、酒は飲むものです。
そりゃ希少価値やらで開けづらいボトルはありますが、私の場合基本、開けます。
というか、手に入れたら開けたくて、飲みたくて仕方ないんですよね。

そんな私の性格を表しているかのごとく、今週はバシバシ抜栓してしまいました。

VAT69  従価特級 協和発酵取扱い 1970年代流通品

評価の高いボトルですが、やはりイイですね。
液面が少し下がっていたので状態が気になりましたが、問題なさそうです。

この逆三角形というかひし形のボトルから、通常のトールボトルに向かうように、ボトルの形が徐々にデザインチェンジしていくわけですが、
70年代はロッホナガー、80年代はグレネスクと、主体となるモルトが異なり、味も当然異なります。
この辺は、このボトルの味が開いたあたりで書かせてもらうとしましょう。

Harrods(ハロッズ) 従価特級 ソニーインタートレーディング取扱い 1970年代流通品

どっかのデパートの名前で、その名のごとくそのデパートで寄贈品等の目的で販売されていたモノ。
こちらも評価の高いボトルで、上記のVAT69あたりと比べるとあまり有名ではないですが、知る人ぞ知る銘酒。
ただ甘いだけではなく、雑味も含めてボディもしっかりある、ホワイト&マッカイが関わっているという話ですが、確かに美味です。

こちらも香りがしっかり開いたらまとめさせていただくとしましょう。

LEDAIG(レダイグ) 1990年代流通品

今週末、サイクリングがてらふらっと立ち寄った酒屋でホコリをかぶっていたもの、その1、レダイグのプチオールドボトル。
7年表記があるほうが海外では評価が高いようですが、このボトルも隠れたファンが多く、いまや入手困難な一本です。

確かにいい味です。透明感のあるピート香に、微かに柑橘、石灰、植物質、若さが良い方向に作用しています。

W&M MORTLACH
1988-1998(10YEARS OLD) 58.5%

ウィルソン&モーガンのモートラック。コレと同じ蒸留年で18年モノ等は出回っていますが、10年は珍しいです。
18年はシェリーのモートラックらしい、しっかりした甘さとタルさがありますが、
コイツは若さゆえか、あまりタルさが感じられず、シェリーの甘さのほかに樽の白木っぽさやジンジンとしたシェリーのうまみが感じられ、
度数がハイプルーフであることもあって、案外バランスが良くて驚きました。

なお、このW&Mのモートラックに加え、上記のレダイグをセットで6000円にしていただきました。
やはり酒屋はネットもいいですが、足でまわると良いことありますな。

・・・

というわけで、1週間で4本も抜栓、ブレンデットウィスキーに関してはイベント開催準備もあるので、引き続き3~4本抜くつもりですが、
やっぱり手に入れた酒をじっくり家のみってのは、贅沢ですねえ。

#モートラック #ブレンデット

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