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QE2・クイーンエリザベス2(48.6%)

クイーンエリザベス2
48.6% 750ml
1980年代流通

オススメ度:ノーコメント

【テイスティングコメント】
少しムッとする、現行グレンギリーのようなダンボールと揚げ物用油のような香り。
その裏から時間と共にソーピーを通り越した、トイレマジックリンの香りがどんどん強くなる。
味はレモン、ビワ、石鹸の入りから、その後ひたすらにトイレマジックリンのフレーバーが広がる。

パフューム好きには堪らないだろうが、私のようにパフュームダメな人は、これは飲み物ではないと体が警笛を鳴らす。
(ALL3℃氏による体を張った実験によって証明済み)

豪華客船であるクイーンエリザベス2号で、振舞われていたという特注ウィスキー。
その後、世界で初めて日本で一般への販売が始まったそうで、クイーンエリザベス2号専用といいつつ、何気にボトルが国内からぽろぽろ出てくるのはそういうことらしいです。

ボトルのロゴデザインや形状、時期によって中身が変化するボトルで、
写真のボトルは1980年代流通、中身はタムナヴーリンが使用されているとのこと

他にも70年代ボトリングでスプリングバンクが使用されているモノや
モリソンボウモア経由のボトリングで、関連蒸留所であるグレンギリー、ボウモア、オーヘントッシャンがブレンドされている等、
シングルモルトのほかにヴァッテッドモルトのものもあるそうです。

一方でこのボトルがタムナブーリンとインチガワーのヴァッテッドモルトであるという説も、某方より伺っており・・・
確たる情報は、私レベルでは調べることは難しそうです。

ちなみに、写真を撮り忘れましたが、ボトル背面に張られた輸入業者による表記は、
ボトルに書かれていることとまったく違うことが書かれており、一例としてあげると

・ウィスキー原酒100%なのに1級表記
・ボトルには48.6%と記載があるのに、裏には43%と書かれている

なんででしょうね、ネタなんでしょうかw

個人的にはクイーンエリザベスというと、昔ふるい酒屋でトールボトル・ブレンデットのQE(角川輸入)を購入、
喜び勇んで開封した記憶がありますが、これは横置きで保存されていたのか
コルク臭がすごくて・・・あきらめました。

こうもQEシリーズでやらかしてると、不思議な縁も感じてしまいます。

#ヴァッテッド

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