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【第2回】ウスケバ関東オフ会レポート@前夜祭

水曜日から木曜日は、色々あってまたしても徹夜してしまったくりりんです。
そんな中の今日の雨はまさに恵み、予定されていた野球の試合が中止になったので一日ダラダラしていました。

さて、気を取り直してウスケバ関東オフ会のレポートを書いてしまいます。
テイスティングも相当溜まってきているので、早く書いてしまいたいのですが、ここはレポートを優先です。

まず今回は、前日18日土曜日に開かれた前夜祭に参加しました。関東オフ会前夜祭といっても主催は私では無くタケモトさん。
今回はタケモトさん作成のメールリストに登録されている方にのみ参加募集があり、ありがたいことに参加させていただきました。
次回は前夜祭ではなく、マガジンライブの中夜祭として開催が予定されており、アツイ夜になりそうです。
(詳細は、87phテイスティングモルトこと、タケモトさんのブログにて)

なお、オフ会レポートとしてまずこの会のことを書いてしまうと、誤解を生んでしまうかなと思いましたが、
あらかじめ別物であることをここで説明した上で、今回の前夜祭についてもレポートさせていただきます。

では、その前夜祭の模様をダイジェストで。

オフ会の準備があって、開始時刻に30分ほど遅刻してしまった私。かなりの荷物をキャリーカートに載せて、何食わぬ顔で会場となっているホテルの部屋へ
(もちろん、今回の会についてホテル側に許可はとられています。)

到着すると、皆様もうバッチリ楽しまれている様子で、私も”とりビー”ならぬ、とりソーダで駆けつけ一杯。
モノはそう、今回の一番人気(オイw)
この日だけで5人の参加者で4/5を飲みきってしまったトリプルセックのソーダorジンジンジャー割り。
う、美味すぎる・・・
(写真撮ってなかった!!無念!)

そして一杯目のモルトは、いきなりのOBベンリアック1975-2010
参りました、早くも悶絶です。時間を置けば置くほど出てくる、この60年代ボウモアにも共通するフルーツ感。
桃や生プラム、蜂蜜レモン、そしてトロピカルフレーバー。フルーツがこれでもかと押し寄せてきて、甘美な酔いを誘ってくれます。

続いては・・・オールドブレンデット
BULLOCH LADE
カリラ?を主体にブレンドされているモノで、70年代初期流通イタリア回り。
説明を受けたのですが、この日はこの後アレなことになったこともあり、大筋の出来事以外の記憶が・・・無いのですw

素晴らしくモルティーで、若干オイリー。この年代のモルトらしい素直な麦感がしっかりあって、心落ち着く味わい。
状態も大変素晴らしく、妙なヒネ感は一切ありませんでした。

 

どんどん行きます、
お次はウィスキーフェア向けのGMケルティック、ストラスアイラ1960
トップノートでは硝煙や硫黄のような煙たさを感じましたが、
それはすぐに落ち着いてきて、焼きたてのバタークッキーのようなクリーミーな甘さ、程よい香ばしさにまとまっていきます。
ジャム感のほかに、焙煎した麦っぽさもシェリーの裏に感じることが出来ます。
ストラスアイラの長熟というとGMの25年や30年を連想してしまうだけに、個人的には意外でしたが、
(というか、ストラスアイラのハウススタイルがいまいち良くわからない。)
これは是非、体調万全のときに30分以上かけてじっくりと飲んでみたいモノです。

 
 
続いては、ledさんの持ち込み、同じくGMケルティック
ロングモーン1966-2008(41年)
こってこてのファーストフィルシェリーカスクのモノ、その色は光に当てると赤ワインのダークレッドをキレイに透明にしたような、吸い込まれるような美しさがあります。
香り、味共にふくよか、深く濃く、シェリーフレーバーとの一体感も良く、シェリー好きの私としては申し分のない無い一本です。

加えて、今回ledさんが持ち込まれたお手製の生チョコとこのモルトを合わせて、マリアージュとはこういうことか!と、モルトとチョコレートの相性のよさを再認識しました。
まさに、口の中でチョコとモルトが結婚してます。
例えば現行マッカラン12年等のシェリー樽熟成モルトでも、チョコと合わせればそれなりに楽しめますが、そんなモノとは比べ物にならない一体感がありました。

(>>次回へ続く)

#ウスケバオフ

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